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雨が降り続ける稍重の東京競馬場。
ＮＨＫマイルカップは、混戦模様と思われていたように、難しい結果となりました。
９番人気の⑪シャンパンカラーが勝ち、８番人気のウンブライルが２着に入るという結末。
⑪シャンパンカラーは、条件から選出され馬の１頭でしたが、印はつけていませんでした。
今回も予想のおさらいから。
４項目が⑩オオバンブルマイと⑬ドルチェモア、３項目が②モリアーナ、⑥エエヤン、⑪シャンパンカラー、⑫クルゼイロドスルとなりました。
本命は、⑩オオバンブルマイにします。前走は重馬場の中、武騎手の手綱さばきに応えて大外一機で差し切りました。ハイペースで流れた展開にも恵まれた感じもありますが、馬場が悪いところ、しっかりと先頭をとらえきった末脚はなかなか見事なものでした。
対抗は②モリアーナです。人気になるけどなかなか結果が出てこない中、今回は鞍上を横山典騎手に替えてきました。先行馬が多く、ハイペースが必至とみられている展開から、得意のポツンも期待されますが、末脚はしっかりしたものがあると思います。クイーンカップで見せた豪脚が新たなパートナーによってさらに引き出されることになれば、まとめて交わすこともありそう。楽しみな１頭です。
３番手は、⑫クルゼイロドスルにします。前走のジュニアカップは逃げ切りましたが、未勝利戦は差し切っているレースもしているので、今回はあえて前に行く必要もなさそうです。４馬身差での圧勝した力は、ここでも通用するのかと。あとはデムーロ騎手がどう乗ってくれるのか。期待したいと思います。
印をつけない注目馬は、今回も⑱ダノンタッチダウンです。皐月賞は、何をしたかったのか、何もできなかったのかよくわかりませんが、とても競馬をしてきた様子ではなかったかと。今回は実績のあるマイル戦なので、改めて注目したい１頭です。
例年以上に超混戦模様のＮＨＫマイルカップですが、そこに輪をかけるように天気も荒れ模様な予報が出ています。
結果的にここからスターが生まれることもあり得るので、楽しい競馬を見せてほしいと思います。
結果は以下の通りでした。
１着⑪シャンパンカラー
２着③ウンブライル
３着⑩オオバンブルマイ
４着⑱ダノンタッチダウン
５着⑮カルロヴェローチェ
勝ったのは伏兵⑪シャンパンカラーでした。この馬、ここまで東京競馬場では２戦２勝の負けなしでした。とは言っても、新馬、１勝クラスの勝ち星であり、その後は中山競馬場で善戦して、前走ニュージーランドトロフィーで権利を取っての出走でした。今までは前目で競馬することが多かったのですが、今回はスタートがイマイチだったので、そのまま後方待機となりました。結果的にはこれが功を奏した感じになったと思います。４コーナーから進出して、直線ではなんとかしのぎ切り、勝ちました。
２着は③ウンブライル。４コーナーから直線にかけて、いったん最後方となり、画面からも消えましたが、残り２００ｍのところからすごい脚が目立った感じで、あわやというシーンを作りました。最速の上がりを使って追い込んできたので、惜しい！と思ってしまうレースでした。もうちょっと運が良ければ差し切っていたかも。
３着は⑩オオバンブルマイが差してきましたが、勝ち馬と同じ脚色になってしまい、さらに後ろから来た③ウンブライルには並ぶ間もなく交わされてしまいました。この馬なりの力は出せたのかなって感じもします。
注目していた⑱ダノンタッチダウンは、そのあとの４着となりました。大外枠からの発走で終始外を走る距離ロスが、最後に伸びを欠いた一因だったような気もします。もう少し経済コースを走れていれば、もうちょっとイイ脚が使えたのかなという感想。でも皐月賞の大敗から、よく挽回してくれたと思います。
条件から選んだ２頭が３着以内に入っていたのは、良い結果かなと思います。２着のウンブライルは鞍上の成績をもう少し考慮していれば、条件から選出できていました。リーディング上位でＧⅠでも結果を出している騎手の評価は上げておきたい、上げておくべきでした。
次回からは、しっかり反映させて精度向上していきたいと思います。
聞いてっていただき、ありがとうございました。
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