経済的自由とは、働かなくては食べていけない状態から脱出することを意味します。
その多くは、投資などによる運用益や配当などで、生活ができる状態のことを指し、最近では「FIRE」を目指している人々も多く、話題になっています。
FIREとは「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を繋げた造語で、経済的自由を達成して早期リタイアしたいという若者が、一定数いるようです。
早期とまではいかなくても、いずれリタイアします。
リタイアするためには、資産運用が欠かせません。
ここでは、資産運用を開始するまでの考え方と開始するまでのステップを説明します。
資産運用のことを誰も教えてくれない
みんなやってるって誰がやってるの?
資産運用と言う言葉、聞く機会が増えていることと思います。
しかし、実際にやっている人は、あまり「私やってるよ」って言ってくれないような気がしませんか?
だから、SNSの中で流れていたり、雑誌で書かれていることが現実味を帯びてこないのかもしれません。
では、いったい誰がやっているのでしょうか。
正解は、となりの普通の人です。
お金のことを口にしてはいけないと親から教育を受けてきた人が多いかと思います。
だから、みんなこっそり、自分だけやっているのです。
また、すごく利益が出ていいてそれを言えば、妬みのもとになりますし、わざわざ損していることを自分から言う人もいないでしょう。
そういうわけで、誰も言わないけど、実はやっている人が多いのです。
誰に聞いたら良いの?
では、誰に聞いたら良いのでしょう。
隣の人に、「投資やってる?」って聞いたところで、正直に答えてくれるかどうかはわかりません。
知っている人との間で、お金のことで良からぬトラブルになるのは避けたいという思いもあるでしょう。
困ってしまって立ち止まってしまっている人、ここからぜひ読み進めてください。
ここで、しっかりと説明していきます。
まずは、資産運用を考えるきっかけともなった話題について考えたいと思います。
老後2,000万円不足問題
数年前に、金融庁の金融審議会「市場ワーキング・グループ」の報告書で、「老後の30年間で約2,000万円が不足する」と発表されたことが、話題になった問題がありました。
現時点では、65歳から国民年金をもらうことができますが、これだけでは足りないということです。
そもそも国民年金は、満額で貰える人でも、月額64,816円です。(令和4年4月現在)
賃貸でしたら、家賃を払えるかどうかです。(厚生年金は含めていません。)
わざわざ金融庁が発表してくれなくても、真剣に老後のことを考えている人であれば、だれでも考えていそうなことでした。
しかし、新聞や報道、雑誌などでも数多く取り上げられたので、政府も釈明することになったりして、より一層、一般市民の不安感を煽るようなことになりました。
その結果、以前から進めていた「貯蓄から投資へ」という政府の目標が、少しずつ進んできています。
このような流れから、わざと大げさに問題にして、投資へ目を向けさせるようにしたのではないかと勘繰る人も出てきたほどでした。
資産運用=証券会社口座開設
資産運用を開始するにあたって、どうしても必要になることがあります。
それは、証券会社の口座を開設することです。
資産運用するにあたって、証券会社は切っても切れない関係です。
投資信託は、銀行や保険会社でも取り扱いがありますが、どちらも避けた方が無難です。
まずは、証券会社の口座開設をしましょう。
では、どこの証券会社がよいのか、ということになります。
少し前であれば、楽天証券と、SBI証券の2つがとてもおススメな証券会社でした。
しかし、昨年末ごろより、楽天証券の制度が少しずつ変わってきてしまっています。
世間的には「改悪」などと呼ばれています。
例を挙げますと、毎月積立で投資信託をするときに、楽天カードで決済をするように設定すると、上限5万円で1%分のポイントがもらえていました。(500ポイントになります。)
この1%の付与率が、今年の8月より大幅に下がり、一部の銘柄を除き0.2%になってしまうのです。
500ポイントもらえていたものが100ポイントです。
もう1つあります。
保有している投資信託の残高に応じて毎月もらえていたポイントが廃止され、一定の金額に達したときにもらえるだけになってしまいました。
この2つの改悪により、楽天証券からSBI証券へ投資信託を引っ越しさせる人が相次いでいるそうです。
そんなわけで、現時点でのおススメ証券会社は、SBI証券です。
早速、SBI証券の口座開設をしましょう。
お得にSBI証券の口座開設
今の時代、何かを始めるならどうしたらお得にできるかを考える必要があるようです。
例えばクレジットカードも、ただ普通に申し込むのではなく、ポイントサイトを経由することで、そのサイトのポイントももらいつつ、クレジットカード会社のキャンペーンももらうという手法をとることが常套手段になってきています。
そしてそれには、この証券の口座開設も含まれています。
今回おススメするのは、モッピーです。
この記事を書いているタイミングでは、8,000ポイント貰えます。
モッピーのサイトを見ていただければお分かりになるかと思うのですが、獲得したポイントは30以上の交換先から選ぶことができます。
もしTポイントにするならば、毎月20日にウエルシアで使えば、10,500円分の価値にまで増大します。
モッピーサイトを経由して、お得にSBI証券の口座開設をしてしまいましょう。
開設時の注意事項
口座開設をするにあたっての注意事項を3つだけ挙げておきます。
- 納税の選択 → SBI証券に任せる=特定口座(源泉徴収あり)
- NISAの選択 → つみたてNISAに申し込む
- 住信SBIネット銀行 口座開設同時申し込みの選択 → 申し込む
順番に見ていきます。
まず納税方法です。
税金は、利益に対して約20%の所得税と住民税などがかかります。
利益が10万円でたら、約2万円は税金で、手取りは8万弱となります。
選択した「特定口座」というのは、これを自動的に証券会社にお任せするというものです。
したがって、売却して利益を得た場合、自動的に納税されたあとの金額が口座に入ってくることになり、確定申告などは不要となります。
今回の資産運用は、先ほど話題にも出しましたが、老後の資金不足や経済的自由が目的だったりするので、長期目線になっています。
したがって、バイアンドホールド、買ったら持っているという形になります。
実際に売却するのはリタイアしたあとのことです。
次は、NISAです。
NISAは非課税口座です。
利益が出ても税金はかかりません。
利益が10万円でたら、10万円が手取りとなります。
つみたてNISAは、年間40万円までと決められています。
もし、これ以上の金額を積立したいということであれば、NISAを選んだほうが良いです。
基本的にNISA口座で、枠を超えるようであれば特定口座でという使い分けになります。
最後はネット銀行です。
投資資金を用意する都合上、銀行が必要になりますが、住信SBIネット銀行は、SBI証券と連携が取れているので、非常に使いやすいです。
またネット銀行特有のメリットも非常に大きいです。
振込手数料やATM手数料などを無料にすることも可能です。
住信SBIネット銀行の利点については、また別の機会にゆっくりとご説明したいと思います。
経済的自由への第一歩
経済的自由への第一歩として、まずは、SBI証券の口座開設をしましょう。
今まで知らなかった世界へ足を踏み入れていくのは、誰でも不安です。
ただ口座開設をしただけでは、まだ何も起こらないので安心してください。
しかし、この第一歩を踏み出したことで視界が広がってくると思います。
これからも一歩ずつ前進していきましょう。
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