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２０２４年から新ＮＩＳＡ制度が始まります。
成長投資枠として、年間２４０万円分の株式を購入することができます。
それに合わせるためか、株式分割をする企業が増えてきています。
株式分割
新規顧客
２０２４年から新ＮＩＳＡ制度が始まり、これに合わせて、資産運用を始める人もいるようです。
また今までは、投資信託を積立していただけの人が、このタイミングで個別株を始めるというパターンもあるようです。
そんな株式市場にとって、新規顧客を獲得するには、ハードルを下げておく必要があります。
いきなり、何十万もする株を買うのは不安ですし、最初はできれば少額で始めたいもの。
そんなニーズに応えるかのように、株式分割をする企業が増えてきています。
２分割すれば、株価は半分程度になります。
３０万円していた株が、１５万円程度で買えることになります。
３分割すれば、株価は３分に１程度になります。
３０万円していた株が、１０万円程度で買えることになります。
これは結構大きいです。
投資信託をしていた人は、分散することを考えているでしょうし、分散するとなれば、複数銘柄を保有することになります。
複数銘柄を持つにも、単価が安い方が持ちやすい。
そんな人たちにも、喜ばれそうな株式分割です。
ＮＴＴは２５分割
ＮＴＴ（日本電信電話株式会社）は、７月に株式分割を実施し、２５分割を行いました。
実際６月２８日の終値は４，４０５円で、分割が行われた６月２９日の終値が１７１．２円です。
その後、政府保有株が売却されるらしいとの報道などがあり、一時下落をしましたが、現在は分割したときぐらいまで回復しています。
これから先の株価がどうなるかも大事ですが、ここまで分割してくれると、非常に手も出しやすくなります。
しかも、ＮＴＴは高配当株の仲間です。
この先も…
２０２３年９月末で株式分割を実施する企業は約３０社あります。
そしてこれから先も、もっと出てくるかもしれません。
企業にとって、株主が増えるということは、それだけ知ってもらえる人も増えるということでメリットも大きいかと。
投資をする人にとっては、株価を抑えて、幅広く銘柄を保有できるチャンスでもあったりします。
個人的にも株式分割には、何回か遭遇してきました。
株価が上昇して、含み益が増えているものもあります。
高配当株であれば、株価が下がったタイミングで、追加投資をしたりできます。
株価が右肩上がりで上昇し、高くなっている企業では、株式分割することも考えられます。
保有銘柄にそのようなことが起こるのも、また楽しみの１つになっています。
聞いてっていただき、ありがとうございました。
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