寄ってっていただき、ありがとうございます。
今年最後の中央競馬のGⅠレースも、ルメール騎手でした。
この勝利で、ルメール騎手はJRAのG1勝利数が通算50となりました。
イクイノックスが引退後した木村厩舎にとっても、新たな有力馬誕生です。
その名は、レガレイラ。
今回も予想のおさらいから。
4項目が⑥シンエンペラー、⑮ウインマクシマム、⑯センチュリボンドとなりました。
本命は、未勝利を勝ったばかりですが、⑮ウインマクシマムにします。中山二千を好時計で逃げ切った前走が魅力的です。そのタイムは、ホープフルステークスのレコードにコンマ1秒といった破格のものです。逃げて自分で作ったペースなので再現性は微妙なところもありますが、2歳戦だけに、特筆すべき点があれば見ていきたいと思います。
対抗は、⑥シンエンペラーです。この中では唯一の2,000m重賞勝ち馬です。馬群の中から伸びてきた勝負根性はなかなかのものがありました。じりっぽいようにも見えましたが、勝負根性はすごいです。ここに入っても見劣るところはないかと思います。
3番手は⑯センチュリボンドを推します。前走は小頭数の競馬でしたが、2番手を追走し、直線で抜け出してからは先頭を譲ることなく走り抜けました。多頭数の競馬を経験していないことがマイナスポイントではありますが、名手武豊騎手を背に、プラスに変えてくれるかもしれません。
ここにあげた3頭以外にも、好走しそうなメンバーもいます。小頭数しか経験のない馬たちが、多頭数になって揉まれて、実力を発揮できないこともあるでしょう。それも競馬です。
いかに気分よく自分のリズムで走れるか、走らせられるか、騎手の腕も大きいかもしれません。
結果は以下の通りでした。
勝ったのはルメール騎手が騎乗した⑬レガレイラでした。牝馬の勝利は、GⅠになってからは初めてのことです。やっぱりルメール騎手って感じでしょうか。今年のGⅠ勝利は7つ目で、自己記録8には及ばなかったものの、大活躍の1年でした。って今更言うまでもないでしょうが。レガレイラは牡馬の中でもひるむことなく、力を発揮しています。桜花賞は距離短縮となりますが、どんな路線で行くのか楽しみでもあります。
2着は、⑥シンエンペラーでした。終始前目で競馬をしていた横綱競馬をしたかったのかもしれませんが、牝馬のキレに屈した感じです。負けたとはいえ、悲観することはないので、来年のクラシックの主役として頑張ってほしいです。
3着には13番人気の⑤サンライズジパングが入りました。こちらも先行して、そのまま粘りこんだ形です。前走からはちょっと買える要素が見当たらなかったので、人気もなかったのでしょう。これがフロックなのか否かは、これから示してくれると思います。
本命にした⑮ウインマクシマムですが、先団にも取り付けず、終始外を回る厳しい競馬となりました。4コーナーは大外を回らされて、最後は力尽きたかのように後退していきました。今回は難しい展開になり、この馬の力が出せなかったのかなとは思います。自分の競馬ができるなら、もう少し走れるのではないかとは思います。
それにしても、ルメール騎手はすごいですね。来年もこの勢いは、きっと止まらないのでしょう。
聞いてっていただき、ありがとうございました。
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