不動産投資でも投資信託で運用することにより、身近な存在にしてしまおう。

生活していくこと
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こちらに寄ってっていただき、ありがとうございます。

不動産投資と聞くと、勉強しなければいけないことが多くありそうで、敷居が高いイメージがあります。

しかし、投資信託であれば、それほど取っつきにくいこともないでしょう。

不動産投資インデックスファンドのなかでも純資産高が多く、信託報酬が低くて支持を集めてきている『eMAXIS Slim 先進国リートインデックス』を例にとってみてみましょう。

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不動産は難しい?

投資対象地域

2022年2月のファンド月次レポートから、投資上位10の国と地域は以下の通りです。

  1. アメリカ 75.9%
  2. オーストラリア 6.6%
  3. イギリス 5.6%
  4. シンガポール 3.2%
  5. カナダ 2.0%
  6. 香港 1.3%
  7. フランス 1.3%
  8. ベルギー 1.3%
  9. オランダ 0.8%
  10. スペイン 0.4%    ※このファンドに日本は含まれていません。

また、用途別は以下の通りです。

  1. 専門・その他投資型 18.4%
  2. 工業用 18.0%
  3. 店舗用 17.2%
  4. 住宅用 16.5%
  5. オフィス 9.3%
  6. ヘルスケア 8.6%
  7. 各種・分散投資型 8.2%
  8. ホテル・リゾート 2.9%

国別を見てみると、アメリカの占める割合がかなり高いです。

用途別でみると、工業や店舗、オフィスを含めた企業に依存するところが高い割合を占めています。

倉庫イメージ00

リートは主に6種類あります。

住宅、オフィス、ホテル、商業施設、物流・倉庫、ヘルスケア施設と区分されます。

このファンドが広く分散投資されていることがわかります。

投資対象銘柄

2022年2月のファンド月次レポートから、投資上位10の企業は以下の通りです。

  1. PROLOGIS INC アメリカ 7.0%
  2. EQUINIX INC アメリカ 4.1%
  3. PUBLIC STORAGE アメリカ 3.5%
  4. SIMON PROPERTY GROUP INC アメリカ 2.9%
  5. DIGITAL REALTY TRUST INC アメリカ 2.5%
  6. REALTY INCOME CORP アメリカ 2.4%
  7. WELLTOWER INC アメリカ 2.3%
  8. AVALONBAY COMMUNITIES INC アメリカ 2.2%
  9. EQUITY RESIDENTIAL アメリカ 1.9%
  10. ALEXANDRIA REAL ESTATE EQUIT アメリカ 1.7%

ベストテンは、すべてアメリカが本社の企業でした。

アメリカ倉庫イメージ

1位はプロロジス。アメリカの不動産会社です。1991年に創業し、1999年に日本上陸を果たしています。物流・倉庫関係は、ネットショップの売上増加に伴い、業績も好調なようです。将来的にも希望が持てる業種です。

2位はエクイニクス。データセンターなどの関連サービスを行うアメリカの会社です。世界20ヵ国以上にあり、日本にもデータセンターが存在します。クラウドサービスなどが増加している影響もあり、各地で拡大傾向にあります。

3位はパブリック・ストレージ。トランクルームなどを扱うアメリカの会社です。日本でもトランクルームを見かけることがかなり増えてきています。

上記企業は、アメリカを本拠地としていますが、多国籍企業と言ってもよく、多くの国、地域に展開しています。

物流センターイメージ00

高速道路のインターチェンジの近くに大きな物流倉庫が建ったり、地震や洪水なのどの災害が少ない地域にデータセンターが建ったりと、気にしていくと身の回りでもこのような変化があったりします。

大きな商業施設ができたり、駅周辺の再開発であったりと、リートが絡んでくるところは意外と身近にあったりするものです。

値動き

この半年間の『eMAXIS Slim 先進国リートインデックス』と日経平均株価、米国S&P500指数の推移を比較したものが下のグラフになります。

値動き比較00

この期間では、値動き的にはS&P500に比較的近い動きをしています。

特に年明けはS&P500のパフォーマンスが良くないため、リートインデックスの良さが目立っている感じです。

目先を変えて楽しもう

『eMAXIS Slim 先進国リートインデックス』を例にとって、先進国リートのインデックスファンドについて見てきました。

このファンドは、米国を中心とした先進国のインデックスファンドを本線としたら、新興国と同様、少し余裕ができたら保有してみたら面白いのではないかと思います。

メインで先進国、余裕ができたら新興国やこのファンドへと幅を広げていく感じです。

値動き的にもS&P500のパフォーマンスが下がっているところで、その上を行っていたりする時期もありますし、異なる値動きをするファンドを持つことにより、リスクを分散することにもなります。

何より、ファンドを所有することにより、リートにも興味がわいてくることで、周辺の知識を深めていくこともできます。

このように投資先の幅を広げていくことで、知識の幅も広がっていくというメリットを享受することもできるので、楽しみながら投資先を増やしていくのも良いかと思います。

聞いてっていただき、ありがとうございました。

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