会社に縛られたくないとか、何歳まで働かなければいけないんだろうかとか、あまり考えたくもないことに悩まされたりしていませんか。
今、自分が何もしなければ、いつまで経っても今の悩みのままから変わることはありません。
未来の自分が少しでも気持ちよく過ごせるように、投資信託で毎月積立をすることを考えてみてはいかがでしょうか。
インデックスファンドを毎月積立
なぜ資産運用が必要なのか
現在、会社に勤めて収入を上げていけるのは、一部の限られた人たちになってしまっています。
世間では働かない中年世代という、耳にしたくもないような話題が取り上げられることもしばしばあります。
また無事定年まで勤めあげたとしても、退職金や、年金だけで老後が安定に暮らせるかという不安もあります。
そんな不安を解消するのは、やはりお金でしかないのです。
お金は、あっても困らないもの、無くては困るものです。
そんなお金のことを真剣に考えると、必然的に資産運用にたどり着くかと思います。
どうして資産運用をするべきなのかの考え方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
なぜ投資信託なのか
資産運用と聞くといろいろなものを思い浮かべることと思います。
株であったり、不動産であったり、FXや暗号資産などもあり、多岐に渡ります。
そんな様々なジャンルの中から投資信託を選定するには、理由があります。
どうして投資信託で資産運用をするべきなのかの考え方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
なぜインデックスファンドなのか
投資信託の中にも様々なジャンルがあります。
そのなかでインデックスファンドを選ぶのは効率が良いからです。
どうしてインデックスファンドが効率的なのか、どんなインデックスファンドを選んだら良いかについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
いつから買うのか
インデックスファンドに投資する理由がわかったら、早速購入です。
基本的には、未来の自分へのプレゼントであるので、長期目線での毎月積立となります。
積立日を何日にするのかというのは、それほど大きな問題ではありません。
毎月決まった日付にお金が入ってくるのであれば、その翌日などに設定しても良いですし、自分の誕生日の日にちでもよいです。
長期に渡って積立することによる複利の力
複利とは、利息にも利息が付くことです。
雪だるまのように増えていくイメージです。
例を挙げて説明しましょう。
10万円を年3%の利回りで運用した場合、複利と単利では下表のようになります。
利率=3% | 複利 | 単利 |
1年後 | 103,000 | 103,000 |
10年後 | 134,392 | 130,000 |
20年後 | 180,611 | 160,000 |
30年後 | 242,726 | 190,000 |
1年後は全く同じですが、30年後には5万円以上も差がついています。
複利は利息にも利息が付くのでどんどん大きくなっていきますが、単利では1年の利息が毎回足されるだけです。
これが複利の効果です。
複利の力で未来の自分へのプレゼントをしようということです。
いくら買えるか
それでは肝心な金額のお話です。
ここからは少しシビアになってきます。
次の質問に即答できますか?
- 今、いくらの貯金がありますか?
- 今、毎月いくらの収入がありますか?
- 今、毎月いくらの支出がありますか?
- 毎月、いくら貯金できていますか?
早速調べてみましょう。先月はどうでしたか。
大雑把でも把握できたら次に進みましょう。
資産運用は、余裕資金で始めるのが基本と言われています。
余裕資金と言っても人それぞれで、毎月の生活費の3ヶ月分と言う人もいますし、半年分は必要と言う人もいます。
毎月決まった額の収入があり、それが毎月の支出を超えている(毎月貯金ができている)人であれば、3ヶ月程度で十分かと思います。
貯金が生活費の3ヶ月分以上ある人
早速金額を決めていきましょう。
毎月貯金に回せる額をそのまま購入金額に充てましょう。
後述しますが、つみたてNISAでの運用であれば、上限は月3.3万円です。
貯金が生活費の3ヶ月分に満たない人
毎月貯金できていても、貯金額が生活費の3ヶ月分に満たない場合は、まずは貯金を頑張りましょう。
そして、貯金が生活費の3ヶ月分になったら、運用を開始しましょう。
毎月の支出が収入を超えている人
まずは、毎月の支出を見直しましょう。
以下のようなことはないですか。
- 毎日のようにコンビニに寄る
- 自動販売機をよく使う
- 外食が多い
- 携帯電話が高い
- よくわからないけど保険に入っている
1つでも該当したらそこに無駄がある可能性が高いです。
無駄を削って「収入>支出」を達成できたら、まずは生活費の3ヶ月分の貯金を目標に、頑張りましょう。
購入方法
いよいよ購入設定をします。
NISAという非課税制度があります。
これは使わないと損です。
投資できる金額や内容によって、NISAとつみたてNISAの2種類があります。
- NISA 年間120万円まで
- つみたてNISA 年間40万円まで 毎月積立
※NISA制度は、他の税制も含め、政府の方針によって変更することがあるので、注意が必要です。
NISAを選択する場合
年間の上限が120万円になります。
余裕資金が多めにある人は、こちらを選択しても良いと思います。
1本に絞る場合は、『eMAXIS Slim米国株式(S&P500)』のみを毎月積立で、年間予算を12で割って毎月分の積立額を決めてください。
2本に分散する場合は『eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)』も購入設定してください。
金額は、予算を2等分すれば良いかと思います。
つみたてNISAを選択する場合
金額は年間40万円なので、上限が月3.3万円です。
買い方はNISAと同じで、1本にする場合、2本にする場合といずれかを選択して設定してください。
果報は寝て待て
投資信託の毎月積立による購入の設定が終わりました。
あとは、毎月の積立額が不足しないように、残高管理をしながら、少しずつ投資というものの理解を深めていきましょう。
毎日基準価額をみて一喜一憂する必要はありません。
定期的に現状把握をしたり、将来の試算をしたりすれば良いと思っています。
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