こちらに寄ってっていただき、ありがとうございます。
2021年にネオモバイル証券の口座開設をしてから、俗にいう「高配当株投資」が始まりました。
それまでは、インデックスファンドを中心とした投資信託による資産運用がメインでしたが、取り崩していって減っていくだけの生活に不安を感じてきました。
そこで、できることなら配当金で生活費を何とかしたいという思いが日増しに強くなっていったのが、始めた背景にあります。
ここまでの道のりを振り返り、これからの見通しなども考えていこうと思っています。
ネオモバイル証券が終了予定
単元未満株の購入はどうする?新NISAも!
そんな矢先に、ネオモバイル証券とSBI証券が統合するという発表の続報が出てきて、現在の方法、いわゆる「ネオモバスタイル」が継続されないことになりました。
基本的にはSBI証券がメインで今も口座開設していますので、問題はないのですが、あの愛着のある使いやすく見やすいスマホ画面がなくなると思うと、一抹の不安も覚えてしまいます。
現時点の方向性としては、Tポイントが付与される間は、ネオモバスタイルを継続し、終了したらネオモバの「口座の利用を停止」させることで、手数料発生をゼロにする予定です。
現時点の発表では、6月分までのポイントが付与される予定なので、6月末で終了ということになります。
月末最終営業日の15時までに手続きをすれば、翌月から利用停止となるのですが、注文中の場合は停止できなので、最終日の発注はやめておいたほうがよさそうです。
忘れないために書いておこうかと思います。
それまでにも、慣れるために、SBI証券の口座で単元未満株を購入する練習をしておいたほうがよさそうな。
購入のタイミングは、今のネオモバスタイルと変わらないので、問題はなさそうです。
あとはアプリの慣れかと。
と考えていたらビッグニュースが飛び込んできました。
NISAが2024年から制度が大幅に変更されて、恒久化される見込みとのこと。
年間360万円のうち240万円を成長株投資として使え、上限が5年分。
それなので、成人ひとりにつき1,200万円、しかも売却したら非課税枠が復活するとか。
1年後から、非課税枠で高配当株投資ができるようになるというありがたいお話です。
ここまでネオモバスタイルで構築した高配当株投資を、NISA枠に移管することを考える必要が出てきました。
2023年の正式決定を待つのと現行NISAがどこまでロールオーバーされるのかも確認しながら、うまいこと移管していかないといけません。
うれしい悩みができましたので、正式決定を待って、じっくりと作戦を練っていきたいと思います。
高配当株選定条件
高配当株銘柄として、仲間になってもらっている会社たちには、以下のような条件を当てはめています。
①売上高 右肩上がりで増加しているか、安定していること。
②EPS(1株利益) 右肩上がりで増加しているか、安定していること。
③フリーキャッシュフロー マイナスが続いていないこと。
④営業利益率 プラス圏内で安定していること。
⑤自己資本比率 低すぎずに安定していること。
⑥配当推移 右肩上がりで増加しているか、安定していること。下げることがないこと。
⑦株価チャート 右肩上がりが理想。激しく上下(乱高下)することがないこと。
基本的には、開始当初から変わっていないのですが、続けていることで見えてきたこともあったりします。
銘柄によっては条件を満たしていないこともあったりしますが、特に注意して様子を見ていき、大きく外れてしまったと考えたときには、売却することもあるかもしれません。
配当利回り
肝心な配当利回りですが、当初は3.5%以上のものを中心に、先ほどの7条件を当てはめて、購入先をピックアップしていきました。
配当利回りは、ヤフーファイナンスで調べていることが多いです。
高配当株を特集した記事を参考にしたり、ブログやインスタなどからも情報収取をしたりしています。
目に止まった銘柄をメモして、配当利回りと上記7条件をチェックして、会社概要なんかも確認して、もろもろクリアした銘柄が、新たに仲間になっていたりします。
基本的な買い方としては、損益がマイナスになっているものを1株ずつ購入し、地道に配当利回りを上げるというスタンスです。
そのため、含み益を抱えてきた銘柄が多くなってくると、新規購入ができなくなってきたりするので、新たな仲間を求めたりという感じにもなっています。
高配当株の仲間たち
高配当株の仲間たちは、なんだかんだと数が増えてきて、現在75銘柄となっています。
株式分割をして保有数が増えた銘柄や、逆に統合して保有数が減った銘柄、MBOにより上場廃止となる銘柄など様々な経験もさせてもらえています。
株価が軟調な時期には、コツコツと追加投入をし、並行して新しい仲間を探す作業をしておりました。
現在、株価が下落傾向にあるので、少し購入が忙しくなっています。
そんな仲間たちの一部を2022年12月末時点での配当利回りの高い順にご紹介します。
配当利回りは、保有時価により算出しています。
- 9104 商船三井 18.40% NEW
- 8002 丸紅 7.43% ↑(前回4位6.01%)
- 7762 シチズン時計 6.97% NEW
- 8584 ジャックス 6.95% ↓(前回3位6.05%)
- 2768 双日 6.66% ↑(前回6位5.87%)
- 4902 コニカミノルタ 6.56% NEW
- 2914 日本たばこ産業 6.56% ↓(前回1位6.60%)
- 5334 日本特殊陶業 6.32% NEW
- 8897 タカラレーベン 6.19% ↓(前回2位6.19%)
- 8316 三井住友フィナンシャルグループ 5.97% ↓(前回9位 5.45%)
前回は2022年5月末のデータだったのですが、増配発表が多かったことから、全体的に配当利回りが上昇しています。
前回圏外だった銘柄や、新規で仲間に入った銘柄なんかも登場してきて、顔ぶれも変わってきました。
今回のベストテン銘柄は、ほとんど含み益状態なので、インカムゲイン、キャピタルゲインともにもたらせてくれます。
キャピタルゲインは売らなければ、何にもなりませんが…。
それでも含み損を抱えているよりは、はるかに気持ちが楽です。
増配や無配
先ほども書きましたが、業績が良かった銘柄が多く、増配を数多く経験させてもらいました。
高配当株がさらに高配当になっていくという、嬉しい限りのお話です。
また、残念ながら、無配になってしまった銘柄もありました。
当然ながら株価も大幅に下落してしまい、売るに売れない感じになっています。
業績の回復を待つのか否かは、もう少し情報収集してから決めたいと考えています。
配当利回り
高配当株投資を始めてから、2年近くが経過したところで、持ち株全体の平均配当利回りの推移は、以下のようになりました。
2021年3月 配当利回り 3.57%
2021年9月 配当利回り 3.93%
2022年3月 配当利回り 4.01%
2022年9月 配当利回り 4.07%
上記の通り、少しずつ、利回りが向上しています。
増配する企業が多かったこと、含み損の銘柄を購入しているので、保有単価を下げていることが利回りが向上している原因です。
高配当株の銘柄を多く保有することで、増配、株式分割、MBOなど、様々な経験ができるという楽しみも発見できました。
含み損益
含み損益の推移は、以下の通りです。
2021年3月 含み損益 -8,241円
2021年9月 含み損益 +207,438円
2022年3月 含み損益 +545,378円
2022年9月 含み損益 +684,751円
今のところ、含み益も順調に推移しています。
あくまでも含みなので、参考程度です。
今後の方針
幅広い銘柄に投資してきたことで、様々な経験ができて、個人の力量が上がったように感じています。
まだ大きな下落局面や、不景気突入、減配続出などの、あまり経験したくない場面には出くわしていませんが、いずれそのようなときが来るかもしれません。
そのときに、どのような対応が取れるのかもシミュレーションしておかないといけないとは思っています。
企業もどんどん変わっていきます。制度も変わっていきます。
成長する企業、安定する企業、衰退する企業。それらを業績からなるべく早く見つけ出して、対応を変化させていく必要があります。
増配、減配に一喜一憂するだけでなく、その背景をしっかりと確認して、継続するのか手放すのか、判断していきたいと思います。
新NISAにも対応させて、非課税枠を効率的に生かせるように、進め方を考えていきたいと思います。
聞いてっていただき、ありがとうございました。
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