寄ってっていただき、ありがとうございます。
注目度では、完全にドバイに負けている大阪杯。
有馬記念を勝ったドウデュースや、三冠牝馬のリバティアイランドもドバイ遠征組。
唯一の救いは、ドバイワールドカップが、大阪杯よりも先に終わってくれることかも。
出馬表は以下の通りです。

まずは条件を見てみます。
(1)重賞連勝している馬 3歳馬までは重賞でなくてもよい ②⑤⑩
(2)近走安定している馬 過去5走掲示板を外していない *****
(3)コース実績のある馬 重賞3着以内の実績や連対率が高い ⑪
(4)前年実績 前年同レースの掲示板実績 *****
(5)騎手実績 GⅠ実績や騎乗馬での実績 ⑩
(6)前走1番人気 GⅠなら2番人気まで ⑩⑪
(7)距離実績 同距離の実績 ①③⑩
(8)馬場適性 雨のときの馬場適性
4項目が⑩ソールオリエンスとなりました。
どうも今回のメンバーは、寂しすぎる感じがします。
ここまで条件に合致する馬が少ないレースは、今までにありませんでした。
1頭回避すれば出走できたロードデルレイという馬が、6戦5勝で未知の魅力があったのですが、残念ながら回避馬は出ずに、出られませんでした。
そんな出走が叶わなかった馬が話題になるほどの今年の大阪杯。
押し出された本命は⑩ソールオリエンス。後方からの追い込みが届けばラッキー的な雰囲気になりつつあります。皐月賞が鮮烈だったのですが、幻想だったのか。どうも今年の4歳世代がイマイチと言われて久しい状況で、クラシックをにぎわせた皐月賞馬の⑩ソールオリエンスやダービー馬③タスティエーラの評価も上がってきません。菊花賞馬のドゥレッツァも先日の金鯱賞で、6歳馬のプログノーシスに5馬身差で敗れています。前年の皐月賞馬、ダービー馬が揃って出てきたのに人気を分け合う2頭になっていないのが、今の評価といったところでしょうか。
残念ながら条件からは、対抗馬を選出することができませんでした。
オッズもこれを書いている時点では、1番人気が5倍台という感じ。
有力馬が多数海外遠征するようになってきて、日本のGⅠもこのままでいいのか、っていう状況になっているような気がします。
今年のような注目度が低くなれば、売り上げも下がるでしょうし、売り上げが下がれば賞金も上げられない。
悪循環になってしまいます。
魅力的な海外GⅠも馬券は買えるし、リアルタイムで見ることもできます。
競馬ファンとしては、それでも全然問題ないのですが、国内GⅠが廃れてしまうのはさみしいかも。
ちょっといつもと違う感じになってしまいましたが、GⅠの格とか質とかが問題になり、降格とかが出てくるような状況がくるのかも?なんて思ってしまった、今年の大阪杯です。
そんな心配をよそに、白熱の好勝負が繰り広げられたらいいなという希望的観測も書いておきます。
聞いてっていただき、ありがとうございました。
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