寄ってっていただき、ありがとうございます。
何と言ったらよいのか。
前に行った馬たちが、雪崩れ込むようにゴールする。
最内から、人気薄が突っ込んできましたが、届かず3着という結果でした。
今回も予想のおさらいから。
4項目が⑩ソールオリエンスとなりました。
どうも今回のメンバーは、寂しすぎる感じがします。
ここまで条件に合致する馬が少ないレースは、今までにありませんでした。
1頭回避すれば出走できたロードデルレイという馬が、6戦5勝で未知の魅力があったのですが、残念ながら回避馬は出ずに、出られませんでした。
そんな出走が叶わなかった馬が話題になるほどの今年の大阪杯。
押し出された本命は⑩ソールオリエンス。後方からの追い込みが届けばラッキー的な雰囲気になりつつあります。皐月賞が鮮烈だったのですが、幻想だったのか。どうも今年の4歳世代がイマイチと言われて久しい状況で、クラシックをにぎわせた皐月賞馬の⑩ソールオリエンスやダービー馬③タスティエーラの評価も上がってきません。菊花賞馬のドゥレッツァも先日の金鯱賞で、6歳馬のプログノーシスに5馬身差で敗れています。前年の皐月賞馬、ダービー馬が揃って出てきたのに人気を分け合う2頭になっていないのが、今の評価といったところでしょうか。
残念ながら条件からは、対抗馬を選出することができませんでした。
オッズもこれを書いている時点では、1番人気が5倍台という感じ。
有力馬が多数海外遠征するようになってきて、日本のGⅠもこのままでいいのか、っていう状況になっているような気がします。
今年のような注目度が低くなれば、売り上げも下がるでしょうし、売り上げが下がれば賞金も上げられない。
悪循環になってしまいます。
魅力的な海外GⅠも馬券は買えるし、リアルタイムで見ることもできます。
競馬ファンとしては、それでも全然問題ないのですが、国内GⅠが廃れてしまうのはさみしいかも。
ちょっといつもと違う感じになってしまいましたが、GⅠの格とか質とかが問題になり、降格とかが出てくるような状況がくるのかも?なんて思ってしまった、今年の大阪杯です。
そんな心配をよそに、白熱の好勝負が繰り広げられたらいいなという希望的観測も書いておきます。
結果は以下の通りでした。
4歳馬の⑪ベラジオオペラが勝ちました。先行策から抜け出しての粘り込み。2着も同じように前に行った②ロンシャムパーク。そして3着に後方待機策から内を突いて最速の脚で突っ込んできたのが11番人気の⑬ルージュエヴァイユでした。
ダービー馬の3タスティエーラは、11着、皐月賞馬の⑩ソールオリエンスは7着に敗れています。
同じく皐月賞馬の⑥ジオグリフが5着に入っていたりします。
レースは淡々と流れ、淡々と4コーナーを回り、淡々とゴールした、そんな印象でした。
期待値が高くはなかったのですが、興奮度も高くなることがなかったかなというのが感想。
来週からのクラシックに期待することにします。
今年のようなメンバー構成で、レース内容だったりすると、本当に降格という話が出てきてもおかしくないような気がします。
高額賞金のドバイやらサウジに、お金では勝てない現状。
なんのために、GⅠにしたのか、わからなくなりそうです。
強い馬はみんな、海外遠征でいいと思います。
でも、なんかちょっと寂しい気がした、大阪杯でした。
勝った⑪ベラジオオペラには、何の罪もありません。
おめでとうございます。
聞いてっていただき、ありがとうございました。
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