【反省会】第29回NHKマイルカップ

馬たちのこと
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寄ってっていただき、ありがとうございます。

⑯ジャンタルマンタルの横綱相撲でした。

といっても、⑭アスコリピチェーノが完敗した内容ではなかったとも思えます。

戦前に期待したように、この先のマイル戦線は、この2頭が引っ張って行ってくれそうです。

今回も予想のおさらいから。

6項目が⑭アスコリピチェーノ、5項目が②ノーブルロジャー、⑤ボンドガール、⑯ジャンタルマンタル

本命は⑯ジャンタルマンタルです。2歳王者になったときから、来年はこの馬の年になるような気がしました。そして前走、距離の壁を感じさせるようなレースを見せながらも3着と好走。適距離と思われるマイルに戻って、力を見せてくれる時が来たと思います。ここで勝って、マイル戦線の新たな王道を突き進んで行ってほしいものです。

対抗は⑭アスコリピチェーノにします。2歳王者を決める叩き合いも、前走桜花賞も、ステレンボッシュとの戦いとなり、1勝1敗の戦績を修めています。しかも前走の桜花賞では、コース取りの差のようにも見えました。マイルの距離では、力のある所を見せてくれています。ここに入っても、主役の1頭に違いないです。

3番手は、⑤ボンドガールを推します。なんといっても武豊騎手騎乗。通算4,500勝が目前に迫った今、有力馬の1頭に乗るレースはどうしても注目してしまいます。まあ、昔から、武豊騎手が乗っただけで人気になってしまう面もあるので、難しいところではありますが。今回も若干、そんな一面もあるのかなぁと思ってはいますが。

波乱の結末となることが多かったのは、ここへ向かうまでの戦績が様々であったから。今年のような実績と近走の結果を伴った2頭が出走して来たら、さすがに硬く収まるのではないかと。

もしかしたら、この先数年間、この2頭によるマイル王の戦いが繰り広げられるのかもしれません。そんな歴史的な最初のレースだとしたら、とても夢があります。

そうなってくれることも期待しながら、府中の戦いを見届けたいと思います。

結果は以下の通りでした。

結果
結果 netkeibaより

勝ったのは、2歳牡馬王者の⑯ジャンタルマンタルでした。先行して早めに4コーナーから先頭を伺うようなレース。そして、⑭アスコリピチェーノの進路に蓋をした川田騎手の好騎乗。見事なまでに行き場をなくしてしまった⑭アスコリピチェーノは、このあと大変なことになっていました。そんなことにはお構いもせずに、堂々と後続を突け放す競馬を見せて、2つめのGⅠ勝ちの勲章を手に入れました。⑯ジャンタルマンタルの強さと、川田騎手の好騎乗が光ったレースとなりました。

2着には、行き場をなくした⑭アスコリピチェーノが、強引にインを突いて伸びてきました。それにより不利を受けた⑤ボンドガールは、ズルズルと後退し、17着に敗れると言う後味の悪さ。でも、馬の力としては示してくれた感じがします。あれだけ進路が無くなっても、最後に伸びてくると言うのは馬の力。負けてなお強しと言ったところもあったので、タラればは良くないかもしれませんが、2頭のマッチレースが見られたら、もっと興奮したゴール前になったかもしれません。それは、次回以降のお楽しみとして取っておくこととします。

3着には、10番人気の⑥ロジリオンが入りました。連勝中の勢いそのままという感じっで、2着があるかなってところまで頑張りましたが、最後は地力に勝る⑭アスコリピチェーノに差し切られての3着でした。上位2頭との差はあったかもしれませんが、これからが楽しみな1頭です。

3番手評価にしていた⑤ボンドガールですが、先行して内々の経済コースをずっと走っていました。最後に加速していこうとする段階で大きな不利があり、その影響でズルズルと後退し、競馬にならなかったようです。あまりにも不利が大きすぎたので、馬の負担を考えて、レースをやめたようにも見えましたが、どうだったのでしょうか。まだまだこれからの馬だと思うので、次を楽しみにしたいと思います。

それにしても、戦前の予想通り、強い馬が強い勝ち方をしてくれました。マイル戦線は、ジャンタルマンタルが引っ張っていくと言っても過言ではないかと思います。陣営のコメントによると、しばらくは休養させてあげたいと言っていたので、秋にまたマイル王への道が始まるのかと。もう少し距離が長くてもなんてコメントも出ていましたが、皐月賞を見るとどうなのかと。でも、今日のレースを見たらダービーでも見てみたかったなんて思ってしまったりもします。妄想が膨らんでしまうほど、楽しみな1頭に出会えて、嬉しい限りです。

払い戻し
払い戻し netkeibaより

聞いてっていただき、ありがとうございました。

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