【反省会】第39回 ホープフルステークス

馬たちのこと
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寄ってっていただき、ありがとうございます。

やっぱり難しい2歳戦。大波乱の決着となりました。

ダートしか勝ったことがない馬と前走好位差しをしてアタマ差届かなかった馬が逃げて、行った行ったという展開。

さすがにこの展開を予想するのは、非常に難しかった…。

一応、今回も予想のおさらいから。

5項目が⑨セブンマジシャン、⑱ミッキーカプチーノの2頭、4項目が①ファントムシーフ、③シーウィザード④セレンディビティ⑥グリューネグリーン、⑮キングスレインの5頭となりました。

本命は、⑱ミッキーカプチーノです。前走の勝ち方が強かったです。1勝クラスとはいえ、2着につけた着差はなかなかのものでした。直線だけであれだけの差をつけるのは力がないと難しいのではないかと思います。また勝ちタイムもなかなか優秀なものかと。大外枠ですが、前走も多頭数をこなしているので、中段につけることができれば、抜け出す力はありそうです。

対抗は⑨セブンマジシャンにします。前走は重馬場でしたが、後方からの鋭い末脚を見せてくれました。こちらも1勝馬クラスですが、着差以上に強い競馬ではなかったかと思います。

3番手は⑮キングスレインです。こちらも1勝クラスを勝ったばかりですが、最後は余裕をもって流しているようにも見えました。それでいて、上がり3ハロンが33.7秒というのも、見どころがあります。中山コースに変わっても、先行力を生かせれば、突き抜けることもあるかもしれません。

4番手に⑥グリューネグリーンを推します。前走はきわどい逃げ切り勝ちとなり重賞制覇となりました。今回重賞勝ち馬はこの馬を含めて2頭だけなのですが、どちらも5番人気での勝利ということで、評価が微妙な感じもします。中山コースに変わるのはプラス材料かもしれませんが、うまく逃げることができれば、絶妙な逃げ切り勝ちを演じてくれるかもしれません。デムーロ兄弟のワンツーも楽しみのひとつではあります。兄貴ガンバレ。

朝日杯フューチュリティステークスと違って、ここや春のクラシックを意識して、2千メートルを使われてきた馬たちが多い今回のホープフルステークス。

朝日杯では勝ったドルチェモアも、2着のダノンタッチダウンも距離が伸びてもよさそうな雰囲気で、ホープフルステークスが終わったあとの比較も楽しみになってきます。

有馬記念もそうでしたが、1番人気が強い勝ち方をしてくれると気持ちがいいなぁと感じるようになってきました。

自分が本命にしていたというのも大きかったかとは思いますが、今回もそうなることを期待したいと思います。

結果は以下の通りでした。

1着⑪ドゥラエレーデ
2着⑧トップナイフ
3着⑮キングズレイン
4着①ファントムシーフ
5着⑱ミッキーカプチーノ

勝ったのは⑪ドゥラエレーデでした。逃げた⑧トップナイフの2番手で、千メートル65秒くらいのゆったりした流れを追走して、直線でも2頭で競り合い、最後はハナ差競り勝ったといったレースでした。この⑪ドゥラエレーデは、ダートしか勝ったことがなくて、前走の東スポ杯でも、千八で2番手追走しましたが、差されて4着というレースで、ちょっと注目すべき点が難しい馬でした。チェックでも1つしか該当していなくて、ピックアップすることができませんでした。14番人気という低評価も仕方ナシって感じなので、この結果がクラシックにどうつながっていくのか、興味はあります。

2着は逃げた⑧トップナイフでした。横山典騎手の絶妙なペースの逃げがハマった感じですが、最後に差されてしまったのは残念です。戦績の割に7番人気と評価が低かったことへの反発も伺えます。デムーロ騎手が逃げるかと思っていたのですが、残念ながら、ハナへのこだわりがなさそうで、行く気配がなかったのでちょっとガッカリでした。横山典騎手、さすがベテランの好騎乗が光ったレースと言えそうです。

3着には⑮キングズレインが突っ込んできました。もう少し前の位置取りを期待していたのですが、うまく先手を取れなかったようです。このペースであの位置になってしまっては仕方がないかもしれません。最後はいい脚を使っていただけに、ちょっと残念でした。このレースではイチバン強い競馬をしたかもしれません。自走以降、注目していきたいと思います。

4着に入った2番人気の①ファントムシーフは、好位置につけて伸びてきたけど、そこまでかって感じでした。もう福永騎手が乗る馬は、彼の引退まで過剰人気になるのかもしれません。

5着に来た1番人気⑱ミッキーカプチーノは、先団に取り付いて4コーナーで並びかけるのかと思いきや、なんかバタバタして結局伸びきれず期待外れの内容となってしまいました。この展開で、あの位置につけていて、最後に伸びないというのは、馬の力がなかったのかもしれません。残念でした。

今回のホープフルステークスをどう評価するかによって、クラシックとの関連付けが難しくなってきます。

もし勝ったドゥラエレーデや、トップナイフが前哨戦を使わずに、直接皐月賞に参戦してきたりすると、その評価が非常に難しくなります。

近年の調教技術の進化により、昔のような「休み明け」っていう感覚が薄れてきているようにも思えます。

それだけに、各馬の今後のローテーションも気になるところです。

聞いてっていただき、ありがとうございました。

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