寄ってっていただき、ありがとうございます。
西日が差す府中の直線は、なかなか美しいなと思って見ていました。
ゆっくりとしたペースで一団となっていた集団からどの馬が抜け出すのかとドキドキしましたが、全く印のついていない人気馬が来てしまい、掲示板は外国人ジョッキーの独壇場になってしまっていました。
今回も予想のおさらいから。
7つが⑮シャフリヤール、6つが⑧デアリングタクト、5つが⑦テュネス、⑭ダノンベルーガとなりました。
非常に難しい選択になりますが、天皇賞で勝ち馬に次ぐいい末脚を使った⑭ダノンベルーガを本命にしたいと思います。距離が伸びてよいのかはダービーを見るだけでは判断できませんが、天皇賞の末脚があれば、問題ないのかと思います。
対抗には、⑮シャフリヤールとします。ダービー馬ですし、前走とはまた違った乗り方をデムーロ騎手がしてくることも考えられます。昨年3着の実績もあることですし、勝っても何も不思議はないかと。
3番手には⑦テュネスを推してみます。3歳馬でまだ底を見せていない未知の魅力があるのはこの馬かと。久しぶりの外国馬が勝つところが見られるのかもしれません。サッカーの借りを競馬で返すとドイツの逆襲があったりして。
4番手は、⑧デアリングタクト。乗り替わりは、変化をつけたいからかと思いますが、ちょっと全盛期の走りとは程遠いのが、エリザベス女王杯だったように見えました。そこから短い時間で立て直すことができるとは、なかなか考えにくいのですが、騎手交替という荒療治が、何らかの成果を見せる可能性もあります。
フルゲートで頭数は揃っていますが、タイトルホルダーだったり、イクイノックスだったり、ドウデュースだったり、エフフォーリア、ヒシイグアスなどもいたら、結構豪華だったのになぁと思ってしまいます。
その辺りは、有馬記念にとっておく形にしたほうがよいのかもしれませんね。
結果は以下の通りでした。
1着⑥ヴェラアズール
2着⑮シャフリヤール
3着③ヴェラアズール
4着⑧デアリングタクト
5着⑭ダノンベルーガ
勝った馬⑥ヴェラアズールは、強かったです。狭いところを抜け出してきたムーア騎手の手綱さばきもさすがですが、馬の力も上だったのかもしれません。前走の京都大賞典での2着馬との着差を考えたら、力をつけていたことを認識すべきだったかも。重賞連勝ではなくても連勝して重賞を勝つような馬はやっぱり強いようです。ずっとダートを使われていて、芝に変わってから底を見せていなかったことも評価すべきでした。結構反省点が多く、長くなってしまいました。
残念ながら本命の⑭ダノンベルーガは、不利がなくてもちょっと厳しかったかもしれません。差す競馬よりも、先行して抜け出す競馬のほうがなんとなく合うような感じがするのですが、最後の爆発力がちょっと感じられません。共同通信杯は良かったのですが、それを引きずっても…。
対抗に推していた⑮シャフリヤールは、よく頑張ったと思います。こんな感じなのではないでしょうか。
特筆すべきは、⑧デアリングタクト。このメンバーで4着は、復活の気配が感じられました。しかし、年齢的にも、そろそろ潮時な気もしてしまいます。最後有馬を使うのかわかりませんが、無事繁殖にあがってもらいたいところです。
ドイツの馬の逆襲はありませんでしたが、4コーナー大外に持ち出したのでちょっと期待をしたのですが、伸びてはきませんでした。内から数mのところの芝状態が良いということだったので、外からの追い込みは厳しかったのでしょう。ペースも遅かったし。
ジャパンカップも終わり、有馬記念の出走馬が気になってくる感じですが、まだ1ヶ月時間があるので、ダートと2歳戦を楽しみつつ、待ちたいと思います。
聞いてっていただき、ありがとうございました。
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