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日本に住んでいる人は、国民年金を収める義務を課せられています。
それは、国民年金をもらう権利を買っているようなものです。
この権利が、将来どの程度、家計に役立つのかは、現時点ではなんとも言えません。
そんな国民年金に加給年金という家族手当のような制度があります。
国民年金の家族手当
もらえるものはもらいたい
条件はいくつかあります。
- 厚生年金や共済年金に20年以上加入して、保険料を払い続けていること。
- 65歳で扶養している年下の妻がいること。
- 妻が20年以上厚生年金や、共済年金に加入していないこと。
- 18歳未満の子供がいること。
年間にもらえる金額は、妻が約39万円、こどもが2人までは1人につき、約22万円となります。
こども3人目からは、約7万円だそうです。
妻が年金をもらうまで、子供は18歳までもらえます。
繰り下げ受給
年金の繰り下げ受給をすることで、支給額を増やすことができます。
1ヶ月遅らせるごとに年金額が0.7%加算されます。
例えば5年遅らせて70歳からもらうとすると、以下の計算式となります。
0.7%✕12ヶ月✕5年=42%
なかなかの増加率です。
両方欲しい
加給年金は欲しいけど、繰り下げして年金の受給額を増やしたいというと、一見つじつまがあっていないように見えます。
しかし、加給年金は、対象が厚生年金となっていますので、こちらを65歳から受け取り、基礎年金を繰り下げすることで、両方とも得ることができます。
具体的には以下のようになります。
- 65歳〜69歳 厚生年金+加給年金
- 70歳〜74歳 基礎年金割増+厚生年金+加給年金
- 75歳〜 基礎年金割増+厚生年金
これはパパとママの歳の差が10歳である我が家の場合となります。
更に息子が18歳になるまでの約4年間は、加給年金が加算されることになります。
実際の運用
ママの基礎年金がもらえるようタイミングで、これを繰り下げするのか、ということも考えていく必要があります。
現時点での試算では、可能な限り繰り下げしてしまおうという感じです。
ただし、税金のことも考えていく必要があります。
非課税枠というものをうまく利用して、なるべく手取りを減らさない方法を見つけていきたいと。
この辺は、実際にもらえる金額がある程度見えてこないと対応も難しそうです。
年齢が近づくに連れ、試算の精度を上げて、実践に結びつけたいと思っています。
年金の制度は、見直されるものですので、その時の内容と、自分たちの資産状況と照らし合わせて、最善の方法を選択していけたらと考えています。
聞いてっていただき、ありがとうございました。
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