将来のお金の不安を少しでも減らすためにキャッシュフロー表を作ろう

生活していくこと
スポンサーリンク

将来のお金のことについては、不安を抱いている人は多いことと思います。

何歳まで働いて、どのくらい貯めれば老後は安泰なのか、年金はどのくらいもらえるのか、漠然とした不安が渦巻いているのではないでしょうか。

そんな不安を少しでも減らすために、キャッシュフロー表を作成することをオススメします。

最初は面倒かもしれませんが、一度作ってしまえば、定期的にメンテナンスするだけで、不安解消の一助になってくれることと思います。

スポンサーリンク

お金の予定表

どんなことが見えてくるのか

将来に備えて、貯金をしたり、投資をしたりと頑張っていることと思います。

また、将来のことが描けていなければ、また漠然とした不安が押し寄せてきてしまうことでしょう。

まず、将来のことを描くために、ライフプランシートを作成することをオススメします。

そして、未来のことが描けてきたら、今度はそれに付随するお金のことを考えていきましょう。

お金の未来予想図を考えるために、キャッシュフロー表を作成します。

貯金をしたり、投資をしたりするのは、未来の自分へのプレゼントでもあります。

しかし、計画や目的がないまま、貯金や投資を継続するのは、非常に難しいことかと思います。

また、せっかくライフプランシートを作成しても、お金の予定を考えていなければ、そのプラン通りに行かなくなってしまうかもしれません。

キャッシュフロー表を作成することは、プランを実現するために、とても役に立ってくれるはずです。

しっかりお金の準備ができるように、キャッシュフロー表を作成していきましょう。

実際に作ろう

学生の間に、将来の収入を予想するのは難しいかもしれません。

不確実性が高いことの予想に時間をかけるのもまた無駄なことです。

必要に応じて、適切なデータ(平均値や中央値)などを使ってみましょう。

まずは、ライフプランシートを眺めてみます。

ライフプランシート:単独

ざっくりとした計画を記入してあります。

大きな支出は、車購入、結婚、家購入であり、収入の変化は、就職であることがわかります。

これをもとにキャッシュフロー表を作成してみます。

キャッシュフロー表

現時点でわかっていることは、現時点のものを記入します。

例:収入 バイト代 7万円/月
  支出 生活費 5万円/月 ※実家暮らし

将来の不確定なことは、平均値や希望金額などを記入します。

例:収入 300万円/年
  支出 基本生活費 9万円/月
     家賃 6万円/月
     自動車購入 200万円 など

その他、保険や、家具、結婚式、住宅(賃貸)なども平均や希望などでおおよその値を記入していくと形が見えてきます。

不確定要素は、確定したら更新していけば、より精度の高い表が得られます。

また見積もっていた金額が違うなと感じたときも、新しい金額を入力していけばよいのです。

大きな支出予定なども、キャッシュフロー表を作ることによって、それが可能なのかどうかも見えてきます。

お金の流れが厳しければ、ライフプランシートを見直すきっかけにもなります。

ライフプランシートと同じで最初からあまり凝り固まったものを作る必要は無いと思います。

ざっくり形を作って、適切なタイミングで手直しをしていくのがよいでしょう。

「できた。良かった。」だけで終わってしまうのは、もったいないです。

費用対効果

趣味であったり、旅行であったり、今やっていることや、これからやりたいと思っていることで、費用が発生するものに関しても、キャッシュフロー表に入れていくと良いでしょう。

収入に対して、あるいは支出に対して、どれだけの割合を占めているのか、項目ごとにも見えるようになります。

その項目に、お金をかけすぎているのではないかとか、もう少し使える余裕があるなとかも見えるようになります。

また、将来的に大きなお金(住宅購入、子育て費用、老後費用など)を見据えて、それに必要な貯蓄額や投資額などの金額を見直すことも検討できる資料になります。

常に見直そう

ライフプランシートやキャッシュフロー表は、生活スタイルが大きく変わったタイミングで見直しを行うのが良いでしょう。

就職が決まった、結婚した、子供ができたなどのタイミングでは、是非見直しをしてください。

それにより、将来やりたいことを実現するための具体的な行動もみえてくるはずです。

結婚しても仕事を継続される女性は圧倒的に増えているかと思います。

昔のように給料が右肩上がりに増える時代ではないと言われているので、給料が2人分あるということは非常に強力な武器になることも、キャッシュフロー表を作ればより明らかになるでしょう。

同じ年齢、同じ金額を稼ぐパートナーと結婚したと仮定すると上表のようになります。

支出の部分は敢えて何も変更させていません。2040年時点の残高が恐ろしいくらい違ってきます。

さらにこれを投資金額を増やした場合はどうなるのかを試算すると下表のようになります。

貯蓄性残高を均すように投資額を増やしていくと、2040年の残高は更に大きくなっていきます。

ここまで増やすことが目的ではないですが、このように、先のことをみていくことができるようになるのです。

また実際は人生100年時代と言われるようにこの先も続いていくので、この表もずっと続いていくことになります。

必需品

キャッシュフロー表がライフプランを実現するためにとても役に立つことについて説明をしてきました。

何もないところで漠然と毎日を生きていくと、気がついたらお金がなかったとか、思ったよりは残高がないなどという将来が訪れてしまうかもしれません。

将来の不安というのは、先が見えないことから来るものだとも言われています。

このような不安を減らしていくためにも、キャッシュフロー表を作成することは非常に有効であると思います。

ぜひとも作成してみましょう。

にほんブログ村 その他生活ブログへ

↑クリックしていただけると励みになります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました