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いつかは成し遂げたい夢のひとつに、配当金生活があります。
配当金が生活費を上回るというのは、並大抵のことではありません。
まだまだ夢は遥か彼方ではありますが、夢を見せてくれるかもしれないのは、高配当株の仲間たちです。
そんな仲間を紹介したいと思います。
8001 伊藤忠商事株式会社
どんな会社か
伊藤忠商事は、三菱商事、三井物産、住友商事、丸紅と並び5大商社と呼ばれる総合商社です。
非財閥系の雄であり、繊維や食料、中国に強みを持っています。
傘下にファミリーマートなどの有力企業を多く抱えています。
株主優待はありません。
そのほかの概要は以下の通りです。
本社 | 東京都港区 大阪府大阪市北区 |
設立 | 1949年12月1日 |
業種分類 | 卸売業 |
決算 | 3月31日 |
資本金 | 2,534億4,800万円 |
市場 | 東証プライム |
上場年月日 | 1950年7月 |
配当振込月 | 6月 12月 |
チェック項目
①売上高
年間の売上高です。右肩上がりで増加していることが理想的な形と考えます。安定していることも望ましいです。
2019年にユニー・ファミリーマートホールディングスを子会社したことに伴い、売上高が増えています。(S)
②EPS(1株利益)
当期純利益を発行済株式総数で割ったものです。値が大きければ大きいほど企業の収益は高いことを示しています。右肩上がりで増加していることを理想、安定していることも望ましいです。
2021年を除けば、ほぼ右肩上がりで推移しています。2023年は、546.73円と前年比1.11%減の見込みです。(S)
③フリーキャッシュフロー
自由に使えるお金がどれだけあるかを示します。営業キャッシュフローから投資キャッシュフローを引いて求めます。マイナスが続くことは好ましくないと考えます。
単年でマイナスな年もありますが、おおむねプラス圏内で推移しています。(S)
④営業利益率
営業利益を売上高で割ったものです。プラス圏内で安定していることを理想と考えます。
2019年に落ちましたが、その後は徐々に回復してきています。(S)
⑤自己資本比率
会社の安定性を見る指標です。低い場合は借入金に依存した経営を行っていることになるので、要注意です。低すぎず安定していることを理想と考えます。
非常に安定しています。(S)
⑥配当推移
右肩上がりを理想、下げることがないことも理想と考えます。
ほぼ右肩上がりに増加しています。2023年も増配の見込みです。(S)
⑦株価チャート
右肩上がりを理想、激しく上下することがないことも理想と考えます。
ここ2年では、上がったり下がったりしながらも、なだらかに右肩上がりで上昇しています。2023年に入ってからも同じような感じです。(S)
現時点での存在感
伊藤忠商事は、高配当株のオリジナル初期メンバーです。
購入開始以来、右肩上がりで株価が上昇していたので、あまり保有数が増えていないのが残念です。
配当利回りは4.19%となっています。
配当金累計は2023年3月末時点3,599円で、第67位となっています。
今後の展望
業績が非常に良くて安定しています。
株価が非常に上昇しているので含み益も少しずつ増えてきています。
さすがバフェット氏も購入しているというだけあって、堅調5大商社のひとつです。
新NISAで新たに買い始めるとなると配当利回りも下がってくることになりそうですが、長くお付き合いしていきたい銘柄のひとつです。
聞いてっていただき、ありがとうございました。
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