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2024年から新NISA制度が始まります。
それに備えてか、株式を分割する企業が増えています。
高配当株の仲間にも分割銘柄が現れ、単元株になることができそうです。
株式分割
東京証券取引所
東京証券取引所は、個人が投資しやすい環境を整備するため、望ましい投資単位の水準を「5万円以上、50万円未満」と定めています。
以前から、投資単位が50万円以上の上場企業に対し、投資単位の引き下げの検討要請を行ってきたことから、株式分割を行う企業が増加傾向にあります。
ここでいう投資単位とは、100株当たりの金額のこと。
いわゆる単元株というやつです。
また、2024年から始まる新NISA制度を前に、個人投資家がより株式を買いやすくなるよう、株式分割に踏み切る企業も増えています。
そして2023年も、保有銘柄が、株式分割するという状況に遭遇しようとしています。
8058 三菱商事
東証プライム コード8058 三菱商事(株)
2023年12月31日時点の株主に対し、2024年1月1日付で1対3の株式分割が実施されます。
投資単位の水準を引き下げることでより投資しやすい環境を整え、株式の流動性を向上し、投資家層の拡大を図ることが、目的だそうです。
3分割ということで、株価は3分の1になります。
直近では、株価は7,000円前後をウロウロしていますので、このまま行けば、2,300〜2,400円辺りになるのかという感じです。
現時点では、単元株保有まで至っていませんが、3分割されることにより、自動的に、単元株を保有することになります。
なんか、ありがたい感じです。
単元株を保有すると、それ以上になる分で利益確定させても良いかなって気にもなってきます。
そのへんは、株価を見ながら決めていきたいと思います。
8425 みずほリース
東証プライム コード8425 みずほリース(株)
2024年3月31日時点の株主に対し、2024年4月1日付で1対5の株式分割が実施されます。
株式分割を行い、投資単位あたりの金額を引き下げることにより、新NISA制度の導入等も背景
に個人投資家がより投資しやすい環境を整え、市場流動性向上を図ることが、目的だそうです。
5分割ということで、株価は5分の1になります。
直近では、株価は4,500円から5,000円前後をウロウロしていますので、このまま行けば、900〜1,000円辺りになるのかという感じです。
かなりハードルが下がり、買いやすくなる感じがします。
こちらも現時点では、単元株保有まで至っていませんが、5分割されることにより、自動的に、単元株を保有することになります。
こちらは、株主優待があったのですが、今回の分割発表と同時に、優待廃止も名言されました。ちょっと残念。
この先も…
株式分割には、何回か遭遇してきました。
株価が上昇して、含み益が増えているものもありますし、それほど分割前と変わらない含み益のものもあります。
高配当株であれば、株価が下がったタイミングで、追加投資するのですが、そうではないものは、そのときの状況で売却してしまうかもしれません。
その辺りは、臨機応変に対応していかうかと。
また、株価が高くなっている企業では、今回のようには株式分割することも考えられます。
このようなことも、個別銘柄投資の楽しみの1つになっています。
聞いてっていただき、ありがとうございました。
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