投資を始めたころから長期で持ち続けているリートに投資して分配金が出るファンド

生活していくこと
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こちらに寄ってっていただき、ありがとうございます。

早いもので投資を始めてから、20年近くが経過しようとしています。

いくつもの暴落を乗り越え、現在も生きながらえているのは、適当な真面目さと適当ないい加減さを併せ持っていたからかもしれません。

そんな長きにわたる投資生活でも、長いこと保有をし続けるファンドがいくつかあります。

今回は、リートで一世を風靡した?ファンドを今更ながらご紹介します。

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DIAM ワールド・リート・インカム(毎月決算)『愛称:世界家主倶楽部』

投資対象

『主として日本を除く世界各国の証券取引所に上場するもしくは上場に準ずるリートに投資します。』と目論見書に書いてあります。

また『リートを通じて安定的に配当を獲得する』ことを目的にするとも書かれています。

このファンドは、2006年頃から大ブームであった、毎月分配型のファンドです。

そして、6月と12月にはボーナス分配もあるかもというようなことが書かれ、実際に当時は何度かボーナス的な分配が実施されました。

設定日

この投資信託の設定日は2004年4月23日となっています。

もうすぐ20年選手となりますので、だいぶベテランのファンドになります。

過去の繁栄

2007年のサブプライムローン騒ぎが起こる前までが、このファンドのピークだったかもしれません。

一番純資産額が多いときで、5,000億円を超えており、基準価額も1万円を超えていました。

しかし、2008年リーマンショックの影響は大きく、純資産額も1,500億円、基準価額も3,500円ほどまで下落していきました。

2010年頃には、一時復活の勢いもあり、純資産額が4,000億円近くまで増えてきました。しかし、基準価額がなかなか思うように上がっていきませんでした。

その後は、純資産額は右肩下がりで減り続け、基準価額も、2,000円台にまで下がることもありました。

途中、何回か分配金の見直しを実施することで、基準価額の下落が抑えられ、最近では、5,000円を超えるまでに復活してきました。

しかし、純資産額は、600億円にいかないくらいで、どちらかというと資産流出している傾向にあります。

今ならどうする?

今目の前にこのファンドが出てきたらどうするでしょう。

まず、毎月分配型のファンドは買わないことにしているので、そこで除外されてしまいます。

参考までに、分配金の利回りは、約3%位になっています。

基準価額がもっと低いときであれば、利回りが上がってくるので、多少はおもしろいかもしれません。

つぎに、購入時手数料ですが、SBI証券など、ゼロ円で良いところも多々ありますので、買うなら手数料ゼロ円のところで買います。

信託報酬ですが、1.738%(税込)となっています。

なかなかお高い信託報酬となっていますので、ちょっと手が出ない感じです。

以上より、いまなら、このファンドを購入することは無いかと思います。

ただし、○○ショックみたいなので基準価額が下がり、純資産額が償還の心配ないくらいはあって、分配にメリットが感じられるくらいの利回りになったら、考えるかもしれません。

損益

分配金再投資という形で、分配された金額で、また買い付けを行っていました。

そのため、口数はどんどん増えていきました。

分配金も、特別分配金の時期が多かったこと、分配金再投資で安価のときに購入していたことなどから、個別元本もかなり下がっています。

従って、2022年6月末時点で、38万円の投資に対し、評価額が608,579円となっており、228,579円の含み益となっています。

いつ売るのか

買わないとは言っても、保有を続けている以上、信託報酬は発生しています。

売却して他のファンドに乗り換えた方が、効率は良いというのも感じています。

基準価額が6,000円を超えてきたので、そろそろって思っていたのは事実です。

しかし、また6,000円を割ってしまいました。

この次に6,000円を超えてきたときには、もしかしたら、サヨナラしているかもしれません。

聞いてっていただき、ありがとうございました。

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