マラソン大会デビューで素晴らしい走りを見せてくれた娘

子育てのこと
スポンサーリンク

こちらに寄ってっていただき、ありがとうございます。

2025年3月9日。

パパの娘を授かったときからの夢のひとつが叶いました。

親子でいっしょにマラソン大会を走る。

距離こそ2kmでしたが、小学2年生の娘にとっては未知の距離。

ゴールまでの100mは感動でかなりハイテンションになりました。

スポンサーリンク

2kmファミリーマラソン

娘の準備

大会に参加しようかと話をしていたのが昨年の12月頃のこと。

新体操に誘ってくれたおともだちが、前年参加して、今回も参加するから一緒にやろうって誘ってくれたこともありました。

また、娘が校内の持久走で頑張って3位という好成績を修めたことで、やってみたいともなっていました。

といっても、そのときの距離は700m。

今回は2kmなので、約3倍です。

同じようなスピードで行ったら、最後まで持たないし、まずはどんなペースで行ったら完走できるのかもわかっていないと思います。

だから2kmがどんなものなのか、まずは歩いて見ようかということで歩きましたが、800mで終了。

2回目も1kmで飽きてしまいました。

結局、パパとの練習はそれっきり。

ほぼぶっつけ本番です。

せめての救いは、毎週頑張っている新体操の練習。

選手コースに抜擢され、お姉さんたちとともに練習のレベルも格段に上がっています。

体力も筋力も礼儀も根性も、以前とは比べものにならない身についているように感じています。

そのなかでランニングもあり、パパの見立てでは1.5kmくらいは走っている感じ。

しかもそこそこのペースで。

それにしっかりついていけているので、ある程度はできるかなという目論見はありました。

あとは当日の本人の気持ちが切れさせないように、パパが声かけを頑張ることかなって思っていました。

パパの準備

娘が産まれる前は、フルマラソンも数回完走していたパパですが、特にこの3年くらいは激太りしてしまい、運動もかなり不足していました。

昨年9月の人間ドックで、様々な悪いところが指摘され、全ての原因が太りすぎ。

そのため、10月からウォーキングを開始し、夜のお菓子もかなり減らしていました。

レース参加を決めた12月からは、娘の足を引っ張らないためのランニングも開始。

まずは1km完走するところからのリスタートでした。

毎日少しずつ距離を伸ばしていき、最終的に2kmまで伸ばしたのが2週間後。

そこからはタイムを上げてみたり、ゆっくりしてみたりと、日々調整しながら、準備をしてきました。

距離がこなせるようになってきたら、昨年のリザルトを見て、だいたいの想定タイムを考え、練習でそのタイムをクリアすることを目標としました。

娘の走力は未知数でしたが、そこが逆にコワいところで、足を引っ張ることだけは避けたい。

その一心で、毎日頑張ることができました。

たぶん、このくらいのタイムで走れていれば、本番での娘のまさかの激走にも対応できるだろうというところまできました。

体重も減ってきて、ワースト時から比べたら10kg以上は絞れています。

それでも、全盛期とは程遠い体形と体力でしたが、最低限の準備はできたかなという達成感で、当日を迎えることができました。

会場到着

駐車場が会場から1kmほど離れていることをを指定されたので、2歳の息子がいる我が家では、近場でみんな降りて、パパだけ車を置きに行くことを選択。

車を置いて、1km歩いて会場についてみると、なかなかの賑わいです。

初めて参加するマラソンで、小さな規模かなと想像していたのですが、第34回大会ということもあり、それなりのものでした。

飲食ブースも結構出ていて、無料コーナーも甘酒となめこ汁を振舞う感じ。

パパが着いたら、娘は、なめこ汁を3杯も飲んだと。

これから走るのに、大丈夫か?

レースまで30分くらいあり、パパは一応準備体操をしておきました。

娘も新体操で習っている動きをして、カラダを温めているようです。

前日から緊張してきたとか、ドキドキしてきたといっていましたが、会場に入ってからは、そんな感じは無くて、いつも通りの娘でした。

スタートが近づき、招集場所へと向かいます。

「速く走りたいあなた」は前、そのうしろが「ゆっくり走りたいあなた」「走りを楽しみたいあなた」とプラカードが出ていました。

8位入賞したいと言っていた娘は、「早く走る人」のところに行くかと思いきや、ほぼ最後尾からのスタート。

おともだちと娘は、30秒前からカウントダウンをはじめ、号砲がなると、周りもいたので、まずはのんびりとしたスタートとなりました。

レース

スタートしてからはしばらく下ります。

スピードが出てしまいオーバーペースになるかと心配していましたが、思っていたより人が多かったので、ペースが上がりません。

そのまま下りが終了し、平坦コースになったら少しばらけてきたので、ペースを上げていきました。

500mも走らぬうちに、名物のゲキサカに!

これがまたかなりキツイ上り坂です。

パパはスタートしてから、ひたすら娘に声掛けをしています。

まだゆっくり行こうとか、息をしっかり吐いて行こうとか、もうすぐ上り坂だよとか。

上り坂に入ったところで、少しペースが落ちるかと思いましたが、そんなことはなく、一生懸命走っています。

周りの景色のことを言ったり、坂が半分くらいきたとか励ましたり、終始声掛けをして、娘の様子を見ながら走るパパ。

娘は、だいぶ息が荒くなっていましたが、まだ余力がありそうな走りをしています。

ひたすら励ましていると、なんとか止まらずに坂を上りきることができました。

しかも、どんどんと抜きながらの素晴らしいペースです。

少し登りが落ち着き、コースの半分走り終えるときには、上り坂が終わって、乱れていた娘の息も少し落ち着きを取り戻しているように見えました。

信じられないような走りをしています。

ここまでの1kmはのぼりがあったのに7分を切るくらいのペースでした。

このまま行けたら、下りなので、13分台でゴールできるかもって思いながら、後半戦に突入します。

するとまた少しの上り坂。

娘はがっかりしたように、まだのぼるじゃん!って言ってました。

まだそんなことを口にできるほど、余裕があるようです。

ここが最後の上りで、これが終われば、あとは下ってゴールするだけだって励ましていたら、その先になんと嬉しい給水所が!

2kmにはないかと思って、娘にはそう言っていたので、娘もびっくり。

ここでスポドリを補給した娘。

パパは、思っていたより元気が残っていたので、そのまま走り続けます。

ここでスポドリを飲んだことで、娘の疲れがリセットされたように見えました。

「なんか冷たいスポドリ飲んだら、元気が出てきた!」と言っています。

そしたら、下りをぶっ飛ばしていこうぜって言ったら、その言葉にに乗ってきました。

あの角を曲がったら下るだけ!よし行くぞ!

パパの言葉に、娘はさらに元気が出てきたみたい。

明らかにペースアップしました。

そのまま頑張って下りを駆け下りていきます。

残り400mくらいの地点で、あと何分走るのって初めて聞いてきました。

もう下って右に曲がったらゴールだよ。

ほらさっきスタートしたところがもうすぐ見えるよ!

ハイテンションのパパは、スタートからここまでしゃべりっぱなし。

しかも娘を鼓舞しようと思っているから、声も大きくなります。

下り坂、本当にいいペースで走れています。

娘も楽しんで走っているように見えます。

パパのアオリにも応える余裕も出てきました。

そしてスタートゲートが見えてきたら、いよいよゴールです。

ラストスパート、ダッシュ行くか!

って言ったら、行く!って言ってゴールまでさらに加速。

ママを見つけたら、思っていたよりもかなり早く来たようで驚いていました。

そしてゴール!

笑顔でそろってゴールができました!

いやぁ、娘、スゴイ!

よく頑張れた!

ゴールしてから、娘がハイテンションになって、しゃべりまくり。

マラソンデビュー、大成功です!

超ゴキゲンな娘

成功体験をたくさん積ませてあげることが、娘の自信に繋がっているように思えています。

だから、今回の初挑戦、どうしても成功させたかった。

成功とは、楽しくゴールして、またやりたいって娘が思うこと。

パパはそう決めていました。

それが達成できたことが、何よりうれしかった。

ゴールして、レジャーシートに座りながら、なめこ汁と甘酒、牛乳を飲みました。

ママは、そんなに走れると思っていなかったみたいで、想像以上に走れて、しかも楽しめた娘の様子に感動したのか、花粉症なのか、目がウルウルしてました。

パパはゴールまでの100m、本当に感動して、興奮して、最高の気持ちでした。

マラソンの練習こそしなかったけど、普段の新体操の練習を頑張っていたから、楽しくゴールできたのだと思います。

順位はパパの目標としていた50位以内にはなれなかったけど、タイムは良かったと。

参考にしていた前年の50位のタイムとほぼ同じでしたから。

今回の成功体験を通じて、またひとつ娘が成長してくれたら、最高です。

それからもうひとつ。

今回参加したファミリーランという部門は、ゴールの瞬間、手を繋いで入りましょうというルールだったのですが、娘はずっと手を繋いでいました。

離したのは給水地点のみ。

繋いでもらった方が安心するし、早く走れる気がするって言ってました。

パパは最高に幸せな時間を過ごせました。

聞いてっていただき、ありがとうございました。

にほんブログ村

↑クリックしていただけると励みになります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました