こちらに寄ってっていただき、ありがとうございます。
キャンプ場で行われる初心者向けのアウトドア教室が市の防犯・青少年課主催で行われてるそうです。
申し込み多数の場合は抽選ということで、一旦は落選の連絡が来たので、人気なんだねって話をしていました。
それからしばらくしたら、市から電話が来て、キャンセルが出たので参加しませんかとのこと。
キャンセル待ちをしていた訳ではないのですが、結果的にはそんな感じになりました。
アウトドア
持ち物
当日はキャンプ場なので山の中です。
この酷暑の中でも、長袖長ズボンで来るようにとの通達があります。
そして帽子に靴、筆記用具、弁当、水筒、軍手、タオル、雨具、レジャーシート、おはし、スプーン、ごみ袋に懐中電灯と、多岐にわたります。
これらをパパのトレランで使ったリュックサックに入れて、娘も新体操用のリュックを持っての出発です。
お弁当は、途中のコンビニでおにぎり等を調達することにしています。
テント設営や、カレーを作ったりするのを学ぶそうですが、10時から20時までの10時間。
この酷暑の中、どんな感じで10時間を過ごすことになるのか、考えるより動けということで、やってみたいと思います。
山は山でも…
先日の木工教室を行った山に比べれば、標高がはるかに低い山。
某国営放送のちょっと登った百低山みたいな番組に出てきそうな低い山。
標高が低いと言うことは、我々が生活する地帯とそれほど気温も変わらないってこと。
でもキャンプ場だから、少しは風が通ってとか涼しいかもって期待もしてみました。
しかし、何といっても、家から近い。
車で15分程度で着いてしまいました。
それほど上った感じはありませんが、山の中に入ってきた感じはあります。
ついて車を降りたら、やっぱり暑かった。
娘とふたりで、暑いを連発しながら、受付がある管理棟までの坂道を登って歩いていきました。
ジャンボリーミッキー
管理棟の中は、集会ができるくらいの部屋になっており、まずはここで開会式が行われます。
室内に入りましたが、キャンプ場のいいところなのか、エアコンがありません。
そのかわり、大型扇風機が何台も稼働して、生暖かい風を循環させてくれています。
市の役員の方が冒頭にあいさつをされて、ボーイスカウト、ガールスカウトの方々が順番に自己紹介をしてくださり、指導をしてくださるとのこと。
そして、まずは親睦を深めるためにレクリエーションをしますとのことで、この室内でジャンボリーミッキーを踊ることに。
1回踊り終わったら、ジャンケンをして、負けた方が前、勝った方が後ろに付くということで、コミュニケーションを取りましょうということらしいです。
最初は親子対決。
いつもは勝つのに、珍しく負けて前になってしまいました。
そして2回目は、となりのママさんとジャンケンしたら、勝ち、後ろにつきました。
これが1つの列になるまで計5回繰り返されて、すっかり汗だくになって、早くも息が上がっています。
他の家族との親睦が深めたかは微妙でしたが、親子の間では、けっこう盛り上がったので楽しかったかな。
木工工作
スケジュールが発表されて、大きく2つに分かれての行動となりました。
我々は、午前が室内で木工工作、午後が外でテント設営となります。
もちろん、木工工作をする部屋にもエアコンはありませんでした。
しかし、半地下みたいな空間で、先ほどのレクをしていたところよりは涼しかったかも。
ここでは、写真立てを作ろうというのがメインでした。
台紙を麻で包んで、その上から4辺の木枠を1本ずつ木を選んできて、麻ひもで結び固定させます。
この麻ひもでの結び方を2種類教えてもらい、娘はあっという間に、2つとも会得していました。
パパより早く理解していたようで、どんどん作業を進めて行き、あっという間に、枠も完成。
最後にドライフラワーや松ぼっくり、ドングリなどで飾り付けをするのも、好きなように進めて、誰よりも早くに完成させてました。
前で先生が説明をしながら、だったのですが、各家族に1人、補助の方がついてくださったので、その方の説明が娘に合っていたのかもしれません。
早く終わったら、他にもこんなのが作れるよっていう見本が前に置いてあったので、それを見に行き、色鉛筆っぽく木を削った作品が気に入ったみたいでそれを作っていました。
最後に画用紙で凧揚げの凧を作って、カワイイ顔を書いて終了。
途中で、アクエリアスとおやつが支給されたのですが、おやつは一瞥しただけで、作業に集中。
アクエリアスも2口飲んだくらいで、途中で飲むことを促すくらい集中してました。
結果、90分の作業時間はあっという間に終わってしまい、娘は大満足のようでした。
ランチタイムはバンガロー
木工作業が終わるとランチタイム。
朝コンビニで調達してきたおにぎりとパンを持って、レクをした暑いけど扇風機がある部屋で食べようかと思っていたら、娘は外へ行くと。
案の定、外は暑く、日陰を探すしかありません。
しばらく歩いていると、係の方が、バンガローを開放するので、よかったら使ってくださいと。
一応、入ってみたら、やっぱり暑い。
でも日陰もないし、寝っ転がれるからと、バンガローでランチをすることに。
たまに風が通るのですが、ほぼ蒸し風呂のような感じ。
おにぎりを1つ食べて、飴を舐めながらゴロンと横になると娘も真似してとなりに。
暑いねぇって言い合いながら、笑ってました。
娘は自分で買ってきたパンが、思った味と違ったのか、1口でいらないと。
結局パパが食べることになり、娘はおにぎり1個。
仕方ないので、もらったおやつでお腹にたまりそうなものを食べさせました。
食べないと、午後のテント設営中に、倒れられたら大変です。
結局ランチタイムが終わるまで、バンガローでゴロゴロしてました。
テント設営
オーソドックスなドーム型のテント設営の実践です。
娘と同じ1年生の女の子と同じチームになって、彼女のママと一緒に設営することになりました。
ふたりとも積極的に動き回って、教える人も驚くくらい。
そして、いつの間にか、名前で呼び合って、楽しそうにテントを設営しています。
指導する方がユーモアがあり、楽しく時間が過ぎていきます。
何もトラブルなく、見事にテント設営が終わりました。
中に入って遊ぶふたり。
裸足で歩くと、下の石がゴツゴツしていて痛いとキャッキャいいながら笑っています。
それなのに、寝転んでみたり。
結局、親も中に入ることになり、記念写真を撮ってもらったりしました。
もう、このころになると、ふたりは昔からの友達のようにニコニコ笑いながら何かを話しています。
こどもってこういうところがすごいなぁって思います。
設営できたテントを一通り楽しんだら、片付けの時間となりました。
今までの逆にやるんだよ~って言われたら、記憶力の塊のような小学生たちは、何の迷いもなく、作業を開始していました。
そして、キレイに小さくなったテントは、元の袋の中に納まってくれました。
パパは男1人となったチーム編成から、いろいろと作業負担が来ることを考えていたのですが、ほとんど作業らしいことをせずに、設営が終わり、片付けも終わったことに驚きました。
やっぱり、考えるより動けです。
ホントに頼もしく成長してくれているなと、しみじみ思いました。
90分という枠が設定されていたようですが、そんなにやっていたのかって思ったくらい。
テントと戯れている間は、暑いとか、ダルイとかいう感覚は、全くなかったのも驚き。
それくらい楽しい時間でした。
こどもたちが、楽しそうになかよくやっていたのがイチバン良かったのかもしれません。
終わって、3時のおやつを管理棟でたべることになっています。
おやつには、クーリッシュが出ると、朝のスケジューリングのときに話がありました。
テント会場から、管理棟までは、坂道を登っていくのですが、ふたりは、クーリッシュタイム!と言いながら、仲良く走って行ってしまいました。
残されたママとパパは、苦笑しながら、歩いて後を追いかけました。
クーリッシュタイム
朝レクをやった部屋に戻って、座って水を飲みました。
飴とか麦茶が入口に置いてあるので、それをもらったりして、しばし休憩。
そこへ、さっき一緒にやった1年生の女の子が近づいてきました。
彼女はお姉ちゃんと一緒に来ていたようで、ふたりで我々親子のところに来てくれました。
お姉ちゃんは、姉ですってしっかり自己紹介してくれました。
私も、パパですって挨拶しました。
なぜか、ふたりとも、我々親子のところにいっしょになって座って、配られたクーリッシュを食べ始めました。
他愛もないことを言い合って、大爆笑しているこどもたち。
たまに、パパも巻き込まれるのですが、一緒になって笑ってくれるカワイイこどもたち。
おいしいアイスと、カワイイ3人の女の子の笑顔で、暑さも疲れも吹っ飛んでくれたらよかったのですが、それとこれは、別みたい。
老体にムチ打ちながら、次のスケジュールへと向かっていくパパ。
軽やかに走って次のスケジュールの準備を引き受けて、荷物を運ぶ娘たち。
対照的なふたつの影が、まだ暑い夕方の日差しに少しだけ長く伸びていました。
カレーライスとサラダ
屋外の炊事エリアでは、4班に分かれたこどもたちによって、カレーライスとサラダを作る準備が始まっています。
テントを一緒に立てたおともだちと同じグループになったことから、荷物もふたりで運んできました。
その発泡箱の中には、肉をはじめとした食材が入っていたようで、落とさなくてよかった。
グループについてくれた方が、作り方の説明をしながら、手ほどきも。
なので、やっぱり主役はこどもたち。
パパやママもお手伝いするところは多少はありましたが、飯盒炊飯によるご飯のお米とぎから、水加減、たまねぎの皮むき、カット。
ピーラーが無かったので、ニンジンとジャガイモの皮むきは大人がやりました。
カットは全てこどもたち。
火おこしはいつの間にか、ガールスカウトの方々がやってくださっており、カレーの材料を切っている間に、ご飯が炊けてました。
カレーもカットした材料たちを鍋に入れ、炒めてから水を入れて煮込みます。
その間に、サラダの準備。
きゅうり、トマト、レタスを洗ってカット。
全部、こどもたちががんばってやりました。
その間、パパは、たまに鍋の様子を見に行ってかき混ぜてきたり、娘に水分補給を促したり、自分で水分とったりと、完全に補佐役。
見事時間内に、おいしいカレーライスとサラダが完成しました。
うちのチームは、自分の分は自分でということになり、食べられるだけ盛ることに。
パパは水分を摂りすぎていたので、あまり食べられず、おいしかったのにもったいなかった。
娘は、いつものようにゆっくりとしたペースで食べていて、カレーのみおかわりをすることに。
サラダが少し残ってしまいましたが、しっかりカレーライスはおかわりした分も食べきりました。
最後にみんなで後片付けも手分けして。
大人も全面協力していたら、あっという間に片付いてしまいました。
キャンプファイヤー
まだ暗くなっていないのですが、キャンプファイヤーが始まります。
火の神を呼び、点火してもらうと、イイ感じで燃えていきます。
ガールスカウトの方々が余興をしっかり考えてくれています。
もうすっかり疲れ切って、夕食を食べてまったりした大人たちと、まだまだ元気でカレーを食べてさらに元気になっているこどもたち。
わかりやすいくらいにハッキリとした構図になっていましたが、そこに冷や水を浴びせるかのように、出てきた課題が、ジャンボリーミッキー。
炎の周りで、さまざまなアトラクションが次々と展開されていきますが、我々も座ってゆっくり楽しむことはできず、常に巻き込まれてしまう展開。
カレーのまったりが抜け、また汗をかきながら踊り続ける1時間となりました。
最後に、マシュマロ焼きをやらせてくれて、娘は3つもいただいていました。
仲良くなった姉妹とも、ずっと近くで楽しむことができて、お互いに大満足のよう。
そして、閉会式を予定変更してそのまま行うことになり、ようやく暗くなってきました。
無事帰宅した後に…
閉会式が終わり、作成した写真立てを木工室に取りに行って、車へと向かう前に、仲良くなったおともだちにバイバイ言おうと。
しばらく待つと姉妹が出てきました。
結局、車まで一緒に歩いていき、名残惜しそうにバイバイを連呼していました。
また会えるとイイねなんて、素敵なセリフを言う娘に、少し涙腺がやられそうに。
こういうイベントに参加するご両親なので、またどこかで会えるかもしれません。
パパも心から娘と同じことを思って、姉妹とお別れしました。
娘と元気に帰宅して、そのままお風呂に直行。
ママは、寝て帰ってくると思っていたようで、そこはパパの作戦勝ち。
娘には、しっかり起きてお風呂に入って歯磨きして寝るってところを見せると、それは成長ってことだよって言ったら、妙に納得してた。
そして、早速それを実践するあたり、サスガです。
お風呂で1日の汗をしっかりと洗い流し、しっかり歯磨きをしてあげると、5分もしないうちに、彼女は夢の中へ。
これこそ成長です。
よくぐずらずに最後までできたと、眠った娘の頭をなでてあげました。
とここで終わりにできたらとても良かったのですが、なんだか発熱っぽい変な悪寒に襲われるパパ。
試しに測ると、37℃超え。
翌日も早いので、娘を寝かせたベッドへと、とんぼ返りしたものの、なかなか寝付けず、という夜になってしまいました。
聞いてっていただき、ありがとうございました。
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