4月1日から3月31日まで、1日1話ということで日本と世界の名作が1ページにまとめられています。
たまに2ページにまたがるときもありますが、そろそろ寝そうだなぁってときには、長いバージョンを選択して、眠りに誘導します。
ひとつ話が終わると、睡魔も少しリセットされる傾向があるので。
366話ありますが、有名な話ばかりなので聞いたことがあるものが多かったです。
なかには、全く勘違いして覚えていた話なんかもあったりして、読み聞かせをしながら、内容を再認識したものもありました。
この本を最初に読み聞かせたのは、おそらく1歳前後ではなかったかと思います。
もう4年近く読んでいるので、さすがに読んでいないページは無いと思います。
最初は、1ページ目から読んでいたのですが、娘が話がわかるようになる頃には、リクエストが入ったり、これはイヤだというものがあったりと、ランダムに読むようになりました。
特に記録も付けていなかったので、どの話を何回読んだかわかりません。
娘はこの本をたいそう気に入っているようで、いまだにリクエストする機会が多いです。
いつの間にか背表紙はボロボロになってしまいました。
コロナによる緊急事態宣言下で移動制限があった頃、娘と離れて暮らさなければいけない時期があったのですが、この本が私のところにあったので、スマホを使って読み聞かせをしていました。
本をスマホに向けながら読む私も、スマホを娘に見せ続けた妻も、なかなか大変だったような気がしますが、今となっては良い思い出です。
これだけ愛されている本なのですが、とても残念なことがひとつだけあります。
それは、とても重いことです。
毎日仰向けになって読み聞かせをしますが、なかなか寝てくれないときには、腕が痛くなってきます。
読み聞かせあるあるで、自分が先に眠くなると、本を落としそうになることがあるかと思いますが、この本は重いので、子供の顔に落としてしまったら、大泣きして、寝かしつけどころではなくなりそうです。
幸い、うちはまだありませんが。
こんな風に長く付き合うとは、最初の頃は想像もしませんでしたが、ボロボロの背表紙を見るたびに、小さかった頃からの眠りにつく娘の顔を思い出し、気がつくとにんまりしてしまっています。
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