卒園っておめでとうを言ってもらえてうれしいはずなのに涙が止まらない

子育てのこと
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こちらに寄ってっていただき、ありがとうございます。

あっという間にこの日がやってきてしまいました。

パパは娘の幼稚園が大好きでした。

温かい雰囲気と、活発なこどもたち。

一生懸命な先生たちと、優しく見守っているママとパパ。

お別れするのはとても寂しいです。

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卒園式

最後の○○

幼稚園ラストウイークになって、最後の○○がいっぱいありました。

最後のお弁当に、最後のお迎え、最後のパパとの登園。

いままで当たり前に毎日行ってきたことが、すべて最後となっていく寂しさ。

感傷的になっているのは、娘よりもパパの方かもしれません。

卒園式前の最後の登園は、半日保育で、終わった後は、おともだちとマックに行って、公園に行って、たくさん遊んできた娘。

彼女の目は、既に入学式をみているようでもありました。

最後のお迎えに行ったときに、「入学式が楽しみ!」って言ってました。

娘の頭の中はどうなっているのだろうって想像するのですが、パパが幼稚園児のころを思い出せないのと同じくらい、難しい問題だったりします。

パパの卒園式のときは、担任の先生とか、ママたちが泣いていたのをなんとなく思い出すくらいで。

それに、当時ママと呼んでいたのかさえ、もう知る由もありません

卒園式の前夜

そんな娘と過ごす幼稚園最後の夜には、ママの実家から助っ人でばあちゃんが来てくれました。

卒園式には2名しか出席できないので、ママとパパが行くのですが、息子の面倒を見てもらうために、来ていただきました。

わざわざ電車で2時間近くかけてきてくれたばあちゃんをお迎えに、ママと娘と息子で駅まで行きました。

ばあちゃんが泊まりに来ると言うのは、スペシャルなイベントなので、駅の近くでデザートなんかも買ってきてくれたりしました。

ここにばあちゃんが泊まりで来るのは2回目かな。

前回は何だったのだろう。

ブログ始める前だったのか、ちょっと思い出せない。

やっぱりこの記録は大事な備忘録にもなっていきます。

お風呂にばあちゃんと娘と息子の3人で入って、出てきてからはなぜかファッションショー。

卒園式に着るお洋服で、ママと娘の意見が一致しなかったことによる苦肉の策だそうです。

その結果、娘も納得してママが着てほしかった衣装を着ることになったようです。

当日の朝

いつもと同じように目覚めた娘。

いつもと違うのはばあちゃんがいること。

朝からテンションが高くて、ちょっと落ち着かない感じ。

朝ご飯もいつもと雰囲気が異なりますが、しっかりと食べてからお洋服に着替えて準備を整えてました。

ママもパパも正装していつもとは違う雰囲気です。

息子をばあちゃんに託して、玄関を出ました。

もしかしたら、前の幼稚園の入園式以来かもしれない、3人での登園。

いや、年中さんのときの運動会は、まだ3人だったかな。

天気にも恵まれ、3人手をつないだり、離れたりしながら、幼稚園まで歩いていきました。

幼稚園に着くと、園庭で担任の先生の前には写真を一緒に撮るための行列ができています。

先生は、大学の卒業式のような着物を着ていました。

年長さんの担任のふたりの先生だけが着物で、他の先生はスーツでした。

おともだちを見つけては一緒に写真を撮る、おともだちから呼ばれては一緒に写真を撮る、そして列に並んで担任の先生と写真を撮る、みんな素敵な表情をしていました。

そのうち、クラスごとに集合写真を撮ることになり、ママたちも入って写真を撮り、次にこどもたちと先生で写真を撮りました。

そのあと、こどもたちは、教室に入っていき、しばらくすると歌声が聞こえてきました。

教室で歌う最後の歌は、「さよなら僕たちの幼稚園」「ドキドキの1年生」「園歌」の3曲でした。

卒園式

場所をお遊戯室に移して、卒園式となります。

副園長先生が、10分前に準備ができたので始めていいですかってお話をして、前倒しで始まりました。

壇上からこどもたちが入場してきます。

みんな少し緊張しているようにも見えます。

入場が終わり着席すると、早くも卒業証書授与式です。

何度も練習したのか、とても段取り通りにテキパキと動くこどもたち。

ひとつひとつの所作にも成長をみることができます。

娘は壇上からママとパパを見つけるとにっこり微笑んで手を振っていました。

名前を呼ばれたらしっかり返事をして、受け取るときも「ありがとうございました」がとても大きな声で言えてました。

園長先生と理事長のお話、お祝いメッセージの紹介が終わると保護者代表からのお礼の言葉。

ここでの代表のママさんの言葉に胸が熱くなります。

周りのママさんたちも同じ思いのようで、あちらこちらでハンカチで目元を抑える様子がうかがえます。

そして、子供たちのお別れの言葉が始まりました。

それまで前を見ていたこどもたちが後ろに向き直って、ママやパパたちの方を見ています。

5人ずつぐらいでセリフを順番に言っていくのですが、そのセリフが幼稚園児とは思えない長さ。

何回も練習したようですし、家でも言っていたので、元気にしっかりとカンペキに言うことができました。

最後に1曲「そつえんしきのうた」を歌って、卒園式は無事に、滞りなく終了しました。

卒園式のあと

卒園式が終わって、クラスごとに記念撮影をしていたこどもたちが園庭に出てきました。

最後に担任の先生と、副担任の先生からお話がありました。

お二方とも、涙を流しながらの、温かい言葉の数々に、こちらまで胸がいっぱいになってしまいました。

こどもたちは、担任の先生から、最後にお願いをされていました。

これから大きくなっていろんなことがあるけれど、お父さんやお母さん、兄弟のことをとっても大切にしてくださいって。

娘を見ていると、先生たちが泣いているという状況が初めてで、混乱しているようにも見えました。

しきりに髪の毛を触って、落ち着こうとしているような感じです。

案の定、すべて終わってこちらに向かって歩いてきたときに、泣き出してしまいました。

それまでは、一生懸命ガマンをしていたようです。

泣いたところをお友達に見せたくないからなのか、帰ろうって言われたので、後ろ髪をひかれる気持ちで会場を後にしました。

帰り道、パパと手をつないで歩いていましたが、しばらくは涙が止まらない様子でした。

パパが違う話題で気分転換を図ったら、そこからはいつもの娘に戻って元気になってくれました。

ばあちゃんと弟の待つ家に帰って、みんなでランチをすると、パパは脱力したようにダウンしてしまいました。

久しぶりに感情が揺さぶられたので、疲れてしまったのかもしれません。

しばらくしたら娘が呼びに来て、ばあちゃんを駅まで送っていき、そのあとは幼稚園のお友達と公園で遊ぶ約束があるので行くと言っています。

ばあちゃんにお礼を言って見送りました。

娘は、公園でたくさん遊び、いつものお教室にも行って、卒園の報告をしてきたようです。

けじめというか切り替えがずいぶんできるようになって、パパの子供の頃よりとっても立派だと思います。

おめでとうのうれしさと、さようならのさみしさと

卒園式でも、卒園後の先生方のお話でも、こどもたち、それに保護者に向けて、「おめでとう」という言葉をいただきました。

おめでたいなら嬉しいはずなのに、どうしてもさようならのさみしいが勝ってしまいます。

パパもこの1年間は、毎日のように娘と登園し、お迎えに行き、先生方とお話をしてきた日常が終わるというさみしさが募ってしまいました。

娘が無事にここまで成長できて、幼稚園を卒園できたことは、本当に素晴らしく、嬉しいことなのですが、卒園式が終わってしまった現時点では、ポッカリ穴が開いてしまったような気分です。

一夜明け、いつも通りの娘でしたが、幼稚園に行けないさみしさっていうのをなんとなく漂わせているようにも見えました。

今まで甥や姪は運動会には行ってましたが、さすがに卒園式はありませんでした。

親目線での卒園式は、もちろんですが、初体験でした。

想像していた以上に、さみしいです。

娘は、4月になれば、ランドセルの1年生になり、新たな環境、新たな出会いなどの変化が待っていることになります。

微妙な心の変化が続く毎日になるかと思いますが、しっかりと見守りたいと思います。

今までは手をつないで、一緒に歩んできたような感じですが、これからは、少し距離を考えながらも一緒に歩んでいけるような存在になりたいと思います。

幼稚園児のパパからも卒業して、次のステップへ行けるように。

聞いてっていただき、ありがとうございました。

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