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先日の仙台大会で、鈴木みのる選手が鈴木軍の解散を宣言しました。
解散にあたって、鈴木みのる選手は、鈴木軍メンバーひとりひとりに、リング上から呼びかけを行いました。
そして、「2022年、今年をもって!鈴木軍、解散します!もう決めたんだ、ありがとう」というめっちゃカッコいいセリフを残して、リングを降りていきました。
世界一性格の悪い男
最後は8人の猛者
鈴木軍への思い入れはそれほど強いわけではありませんが、最近のメンバーたちの活躍を見ると、今まで11年間やってきたことが、非常にプラスであったことをうかがい知ることができます。
特にここ数年のタイチ選手の活躍、デスペラード選手の躍進は、輝かしいものがあります。
またザックセイバー選手の活躍は、非常に素晴らしいと思います。
彼らが活躍できているのは、TAKA選手だったり、金丸選手だったりの経験豊富なベテラン選手のサポートが手厚いからではないでしょうか。
デスペラード選手も、いまでこそ、新日ジュニアのトップ選手になっていますが、デビュー当初から結構長い間、試行錯誤期間があって、お世辞にもファンの支持を得られているとは言い難い時期があったように記憶しています。
今では試合で魅せることはもちろんのこと、マイクを持ってもしっかりと聴かせてくれます。
タイチ選手も、最近ではビルドアップされた肉体美をSANADA選手と魅せあうルーティンも楽しく、ディーバであるあべみほさんを引き連れての戦いも、華やかさを醸し出してくれています。
結成してから、ノアに行っていた時間があったり、なかなか受け入れられない時間があったりと、11年間、いろいろなことがありましたが、個人個人がしっかりとしたキャラクターを確立させてきたからこその、解散という選択になったのではないでしょうか。
鈴木選手も言っていました。新たな道への船出だそうです。
これから2023年、どのような展開になっていくのか、非常に楽しみです。
引退後のプロレスラー
鈴木軍といえば欠かせない存在だったのが飯塚選手です。
アイアンフィンガーフロムヘルを武器に、悪の限りをやりつくす、制御不能な稀有な存在感。
今でこそ制御不能のカリスマといえば内藤選手ですが、あの当時の飯塚選手こそ、制御不能だったのっではないでしょうか。
青春ブリザード、JJジャックスとして戦っていたころとは、全く似つかわない風貌にファイトスタイル。
ちょうどあまりテレビ中継もみることができなかった時期があり、気が付いたら別人になっていたのでびっくりした記憶があります。
すでに引退されて数年が経ちましたが、まだその存在感をたまに魅せてくれることがあるようで、そんなときはちょっと安心してしまいます。
引退した選手が、何をしているのかって気になりますし。
最近では、YouTubeなどで現役時代のことを語る元選手や、対談企画などもたくさんあるので、昔ほど、あの人は今…的な感じで語られることも少なくなってきたように思えます。
それ以前に、引退しても戻ってくる方も多かったし。
プロレスラーにケガは付きものだと言いますが、デビュー当時から知っているレスラーが、年齢を重ねて、負けが多くなってきたり、動きに制限が出てきてしまうのも、少し寂しいものもあります。
なかなか引退するとその後の人生設計が難しいというのが、プロレスラーにはあるかもしれません。
テレビ解説や、YouTubeなどで活躍でいる人も、一部しかいないと思いますし。
引退後も含めたセルフプロデュースがしっかりとできる人が、生き残っていくのは、プロの世界なら仕方がないのかも。
昔のようにレスリングというか、試合だけで魅せていればいいという時代ではなく、言葉で観客の心をつかむことも重要な要素になってきているようです。
欠場中のレスラー
先ほども書きましたが、プロレスラーにケガは付きものです。
そのケガの度合いが重い場合は、長期にわたって欠場することを余儀なくされる場合もあります。
特に多いのは、ヒザや腰、肩などのけが。重症化しやすく危険なのは、頭部、首など。
新日本に関係するところでは、柴田選手や、飯伏選手、高山選手や大谷選手が思い浮かびます。
柴田選手は復帰してきていますが、やはり頭部へのダメージを与えるような攻撃は難しいようなイメージが残りますし、見いていても怖いと思ってしまいます。
好きな選手だけに、とても複雑な思いで試合を見ています。
飯伏選手は、1年以上の欠場となっています。欠場中に何やら意味深なつぶやきをしていたことで別の注目を集めています。
東京ドーム終了後の契約更改時に、なんらかの動きもあるかも…なんて勘繰りたくなってしまいます。
高山選手は、懸命のリハビリの様子などがたまに伝えられることがあります。
鈴木選手が陰ながら寄り添っているというイメージが非常に強いです。
そういうところにも世界一性格の悪い男というのが、あくまでも作られた虚像であることがよくわかります。
大谷選手も心配です。コンディションがあまり良くなかったのに無理をしてしまったという印象が強いですが、回復を祈るばかりです。
鈴木軍の今後
鈴木選手は、海外も含め様々な団体の試合に出場しています。
きっとこれは変わらないのかと。主戦場が新日本プロレスでしたが、それからは離れてしまうのかな。
タイチ選手はSANADA選手と一緒にやっても面白そうです。ロスインゴに加入ということはないでしょうから、別のユニットを作っても面白いかも。
デスペラード選手は、独自の世界を作ってきているので、いまのまま、金丸選手、DOUKI選手とやっていくのが良いのではないでしょうか。
ザック選手は、凱旋帰国した成田選手と組んだりしてもよさそう。東京ドームで戦いますが、そのあとに共闘するっていうストーリーもありかも。
TAKA選手は新日本というイメージがあまりない感じ。これを機に、離脱とかもありえます。
鈴木軍ではありませんが、海野選手が凱旋帰国から好待遇を受けています。このまま本体で棚橋選手と組み続けるのが王道のような気もします。
大変な大所帯になってきました
新日本プロレスは、本体、CHAOS、ロスインゴ、バレットクラブ、HOTとかなりの大所帯になってきました。
本体とCHAOSは、事実上ひとつになっているとはいえ、ここだけでも大所帯。
それにそれぞれのユニットも大所帯になってきているうえ、海外から成田選手、海野選手も帰国したし、東京ドームにはケニーオメガ選手も参戦します。
東京ドームに限らず、試合が組まれない選手がいたり、他団体に出場し活躍している選手もいます。
かつては、離散と集合を繰り返してきた新日本プロレスですが、バックにブシロードが付いて会社としても安定してきているし、女子プロレスとの融合も果たしてきており、新たなステージに突入してきているようにも思えます。
50周年を無事に終えることで、次の50年に向けたリスタートを、いい形で切ってほしいと思っています。
そういう意味でも、団体内での大きな変化は望むところですが、離脱者、特に大量離脱などということは、もう無くしてほしいと思います。ないとは思いますが…。
いずれにしても、ユニット再編を含めた、新たな展開が待ち望まれている昨今ではあると思いますので、帰国した成田選手、海野選手、解散した鈴木軍を中心に注目していきたいと思います。
聞いてっていただき、ありがとうございました。
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