寄ってっていただき、ありがとうございます。
ハイペースの追い込み馬台頭は戦前の予想通りとなりましたが、思っていた馬とは違う馬が次元の異なる脚を使って勝ちました。
3戦3勝の皐月賞馬、ソールオリエンス。
並ぶ間もなく差し切った豪脚は、かなりなものでした。
今回も予想のおさらいから。
5項目が⑤フリームファクシ、⑧トップナイフ、4項目が①ソールオリエンス、④ショウナンバシット、⑦ファントムシーフとなりました。
これに馬場適正を加味すると、④ショウナンバシットが繰り上がり、⑮ベラジオオペラも浮上しました。
本命は、⑮ベラジオオペラにします。
今回はテン乗りの田辺騎手となります。
前走は道悪を中段から差し切った力、多頭数を経験しているというのは強みかと思います。
前に行く馬が多そうな感じで、馬群の中で我慢できるかどうかというのも重要なポイントかと。
馬場がどこまで回復するのかも気になるところですが、適正という点ではありそうです。
対抗は、⑤フリームファクシです。
中京開催となったきさらぎ賞を勝っていますが、しっかりと1番人気に応えた勝利です。
この馬は、初出走から前走まで、1番人気にしかなっていません。
今回出走している重賞勝ちのあるメンバーの中では、この馬だけでした。
今回はレーン騎手を迎えて、多頭数をどうこなしていくのかが、ポイントになりそうです。
レーン騎手の手綱さばきに期待したいところ。
3番手は、④ショウナンバシットに期待します。
重賞勝ちはありませんが、デムーロ騎手の力で好走を期待します。
4番手は、⑧トップナイフです。
相手なりに走ると言うか善戦マンというか、2着が多いです。
横山典騎手がどうのるのかも見どころではありますが、思い切った乗り方をしてきてくれたら、意外性が出てくるかもしれません。
印がつかない注目馬が、⑫ダノンタッチダウンです。
朝日杯で本命にして、2着に敗れてしまい、そのときは、次走に期待したいと思ったのですが、次走がここになりました。
追い込み脚質だと距離が伸びたら良さそうとか、コースが変わったら良さそうとかいって、なかなか結果に結びつかないケースが多いように感じます。
今回は、人気になっている訳でも、期待を集めているわけでもなさそうですし、川田騎手も思い切って溜め込んでイチかバチかで爆発させることができるような気もします。
展開的にも前に行く馬が多そうな雰囲気で、ペースも早くなりそう。
この馬には願ってもないレースになるかもしれません。
人気があまりないところで、うまく立ち回って、川田騎手が先週の桜花賞リバティアイランドの再現をしてくれるか。
注目してみたいと思います。
結果は以下の通りでした。
1着①ソールオリエンス
2着⑭タスティエーラ
3着⑦ファントムシーフ
4着⑰メタルスピード
5着④ショウナンバシット
条件から5頭をピックアップして、4番手まで名前を挙げて予想したなかで5番手評価にしていたのが①ソールオリエンス。
経験の浅さと最内枠というのをマイナス材料にしていたのですが、全く問題ありませんでした。
終始後方からの位置取りで、ハイペースを読み切った横山武騎手の好騎乗とも言えます。
4コーナーでもまだ後方だったのに、唯一35秒台の上がりの脚を使って、きれいに差し切りました。
馬場の巧拙もあったかもしれませんが、このレースでは力が上であることを見せつけてくれた感じです。
ダービーも楽しみな1頭となりました。
2着の⑭タスティエーラは、前目につけた馬の中では唯一残った1頭。
最後も止まったと言うより、①ソールオリエンスの斬れ味が勝っただけで、強いレースをしていたと思います。
3着の⑦ファントムシーフは、向こう正面で落鉄していたというし、最後の直線でも急に前に馬が来たりして進路を変更せざるを得なくなったことを加味すると、負けてなお強しといった感じです。
この上位3頭はダービーでも面白そうな気がします。
本命の⑮ベラジオオペラは、まさかの先行策。
これは予想できませんでした。
中段でどれだけ我慢できるかがポイントと予想していたのに、これだけのハイペースで先行策を取るとは…。
力負けというより戦術的な面もありそうな気がしますので、ダービーに向けてどう立て直すのか、次に騎乗するジョッキーも含めて注目しておきたいと思います。
最後に⑫ダノンタッチダウンですが、大差のシンガリ負けとなりました。
こちらもまさかの先行策。
本来の調子ではなかったのか、あまりにも負けすぎているので、こちらも次走の立て直しに注目します。
混戦模様だった牡馬戦線も、皐月賞を終えて、力関係が見えてきたように思えます。
これから別路線組との力関係でまた悩むことにはなるのですが、ダービーに向けて楽しんでいきたいと思います。
聞いてっていただき、ありがとうございました。
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