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いつかは成し遂げたい夢のひとつに、配当金生活があります。
配当金が生活費を上回るというのは、並大抵のことではありません。
まだまだ夢は遥か彼方ではありますが、夢を見せてくれるかもしれないのは、高配当株の仲間たちです。
そんな仲間を紹介したいと思います。
6301 株式会社小松製作所
どんな会社か
小松製作所は、建設機械で日本では1位、世界ではキャタピラーに次ぐ2位のシェアを持っています。
アジアでも幅広く展開をしていますし、IT活用に強みも持っています。
基幹部品は日本で製造し、組み立てを現地で行うという手法で展開しています。
石川県では地元に縁のある企業として別格の存在感を示しており、特に小松市は企業城下町となっています。
株主優待は3月末時点で、300株を3年以上継続保有すると、オリジナルのミニチュアショベルなどが送られてきます。
毎年1機種ずつリリースして、シリーズ化しているそうです。
そのほかの概要は以下の通りです。
本社 | 東京都港区 |
設立 | 1921年5月13日 |
業種分類 | 機械 |
決算 | 3月31日 |
資本金 | 693億9,300万円 |
市場 | 東証プライム |
上場年月日 | 1949年5月 |
配当振込月 | 6月 12月 |
チェック項目
①売上高
年間の売上高です。右肩上がりで増加していることが理想的な形と考えます。安定していることも望ましいです。
2019年がピークで減少し、2022年から盛り返してきています。コロナの影響があったようです。2023年は3兆4,600億円になる見込みで、前年比で23.47%増となっています。(S)
②EPS(1株利益)
当期純利益を発行済株式総数で割ったものです。値が大きければ大きいほど企業の収益は高いことを示しています。右肩上がりで増加していることを理想、安定していることも望ましいです。
景気の影響、コロナの影響と若干左右されるところはありますが、比較的安定した推移となっています。2023年は、315.15円と前年比32.29%増の見込みです。(S)
③フリーキャッシュフロー
自由に使えるお金がどれだけあるかを示します。営業キャッシュフローから投資キャッシュフローを引いて求めます。マイナスが続くことは好ましくないと考えます。
単年でマイナスしたこともありますが、自由なお金は潤沢な年が多いです。(S)
④営業利益率
営業利益を売上高で割ったものです。プラス圏内で安定していることを理想と考えます。
多少景気に左右されるところはありますが、プラス圏内で安定しています。2023年は12.72%で前年比1.41%増の見込みです。(S)
⑤自己資本比率
会社の安定性を見る指標です。低い場合は借入金に依存した経営を行っていることになるので、要注意です。低すぎず安定していることを理想と考えます。
非常に安定しています。(S)
⑥配当推移
右肩上がりを理想、下げることがないことも理想と考えます。
2020年、21年と減配していますが、2022年から回復基調で、2023年も増配の見込みです。(B)
⑦株価チャート
右肩上がりを理想、激しく上下することがないことも理想と考えます。
長期的にみると回復基調にあるように見えます。2023年に入ってからは、3月のアメリカSVBショックの影響を受けて下落してしまっていますが、それまではいい感じで右肩上がりでした。(A)
現時点での存在感
小松製作所は、株主優待があるわけではないのに、高配当株投資を始める前から保有している珍しい銘柄です。
株価が回復基調にあるので、追加の投資があまりできていない現状があります。
配当利回りは4.78%です。
配当金累計は2023年3月末時点で37,880円で、第6位となっています。
今後の展望
業績も安定していて、株価もいい感じなので、ますます期待したい銘柄です。
高配当生活のためにも貢献してくれそうで、現時点でも上位にランキングされています。
含み益が出てきているので、さらに株価が上昇するようであれば、一旦利益確定して、再度、コツコツと買い集めていくのもありかとは考えています。
いずれにしても、長期的にお世話になる予定の銘柄なので、期待しています。
聞いてっていただき、ありがとうございました。
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