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いつかは成し遂げたい夢のひとつに、配当金生活があります。
配当金が生活費を上回るというのは、並大抵のことではありません。
まだまだ夢は遥か彼方ではありますが、夢を見せてくれるかもしれないのは、高配当株の仲間たちです。
そんな仲間を紹介したいと思います。
7751 キャノン株式会社
どんな会社か
キャノンは、カメラ・ビデオをはじめとする映像機器、プリンタ、複写機をはじめとする事務機器、デジタルマルチメディア機器や半導体・ディスプレイ製造装置(露光装置、蒸着装置)などを製造する日本の大手精密機器メーカーです。
個人的に、小学生の頃にお年玉やらおこづかいを貯めて初めて買った一眼レフがcanon AE-1 programだったので、思い入れはある銘柄です。
株主優待はありません。
そのほかの概要は以下の通りです。
本社 | 東京都大田区 |
設立 | 1937年8月10日 |
業種分類 | 電気機器 |
決算 | 12月31日 |
資本金 | 1,747億6,200万円 |
市場 | 東証プライム |
上場年月日 | 1949年5月 |
配当振込月 | 3月 9月 |
チェック項目
①売上高
年間の売上高です。右肩上がりで増加していることが理想的な形と考えます。安定していることも望ましいです。
2020年に落ち込みましたが、そこから右肩上がりに回復してきています。2023年は4兆2,870億円になる見込みで、前年比で6.34%増となっています。(A)
②EPS(1株利益)
当期純利益を発行済株式総数で割ったものです。値が大きければ大きいほど企業の収益は高いことを示しています。右肩上がりで増加していることを理想、安定していることも望ましいです。
2019年、2020年と低い値を記録していますが、それ後は回復しているようです。2023年は、265.88円と前年比12.32%増の見込みです。(A)
③フリーキャッシュフロー
自由に使えるお金がどれだけあるかを示します。営業キャッシュフローから投資キャッシュフローを引いて求めます。マイナスが続くことは好ましくないと考えます。
単年でマイナスしているときはありますが、プラス圏内で推移していることが多いです。(A)
④営業利益率
営業利益を売上高で割ったものです。プラス圏内で安定していることを理想と考えます。
プラス圏内で安定しています。2023年は8.4%で前年比0.37%減の見込みです。(A)
⑤自己資本比率
会社の安定性を見る指標です。低い場合は借入金に依存した経営を行っていることになるので、要注意です。低すぎず安定していることを理想と考えます。
非常に安定しています。(S)
⑥配当推移
右肩上がりを理想、下げることがないことも理想と考えます。
2020年に減配しましたが、その後は増配傾向も、まだ減配前の水準までは戻っていません。(B)
⑦株価チャート
右肩上がりを理想、激しく上下することがないことも理想と考えます。
ここ2年では、非常になだらかではありますが、右肩上がりに見えます。2022年後半下げていましたが、2023年になってから上昇に転じています。(A)
現時点での存在感
キャノンは、高配当株のオリジナル初期メンバーです。
購入開始以来、なかなか下がることがなかったので、それほど保有数は増えていないまま、現在に至っています。
配当利回りは4.67%です。
配当金累計は2023年3月末時点で4,826円で、第58位となっています。
今後の展望
株価が下がれば買いたいと思っています。
こどものころにおこづかいを貯めて買った大きな買い物だったカメラ。
そのカメラの会社がキャノンです。
まだ手元にありますが、最後に使ったのはもう数十年も昔の話。
でも愛着あるので、手元に置いておきたい。
長期的なお付き合いをしてきた会社なので、これからも活躍を期待します。
聞いてっていただき、ありがとうございました。
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