こちらに寄ってっていただき、ありとうございます。
いつかは成し遂げたい夢のひとつに、配当金生活があります。
配当金が生活費を上回るというのは、並大抵のことではありません。
まだまだ夢は遥か彼方ではありますが、夢を見せてくれるかもしれないのは、高配当株の仲間たちです。
そんな仲間を紹介したいと思います。
1835 東鉄工業株式会社
どんな会社か
東鉄工業は、主にJR東日本関連の線路の維持補修や駅舎など鉄道工事に強いゼネコンです。「線路」、「土木」、「建築」、「環境」の4つの事業部門で、独自性と相互シナジーをはっきすることで「安全で快適な交通ネットワークと社会基盤の創造」に貢献してきています。
ちなみにゼネコンとは、元請負者として各種の土木・建築工事を一式で発注者から直接請負い、工事全体のとりまとめを行う建設業者を指す言葉です。
線路事業では、JR東日本を中心に、最大の鉄道線路メンテナンス工事シェアを有し、高性能な大型保線機械の稼働力を誇ります。
土木事業では、鉄道土木工事に強みを持っており、鉄道と線路の立体交差や、高架橋の耐震補強、防災工事などを施工しています。
建築事業では、駅関連工事やマンション、店舗、工場、オフィスなどの市場を拡大中とのこと。
環境事業では、屋上緑化や壁面緑化などの緑化事業や、砕石RC事業などを展開しています。
実家の近所の踏切拡張工事も東鉄工業がやっており、騒音などで迷惑をかけるからと、タオルを持って挨拶にきてくれたそうです。
なお株主優待はやっていません。
そのほかの概要は以下の通りです。
本社 | 東京都新宿区 |
設立 | 1943年7月7日 |
業種分類 | 建設業 |
決算 | 3月31日 |
資本金 | 28億1,000万円 |
市場 | 東証プライム |
上場日 | 1962年11月 |
配当振込月 | 6月 12月 |
チェック項目
①売上高
年間の売上高です。右肩上がりで増加していることが理想的な形と考えます。安定していることも望ましいです。
安定しているように見受けられます。2021年、2022年に落ち込みましたが、2023年は盛り返していくようです。2023年は1,317億円になる見込みで、前年比で14.8%増となっています。(A)
②EPS(1株利益)
当期純利益を発行済株式総数で割ったものです。値が大きければ大きいほど企業の収益は高いことを示しています。右肩上がりで増加していることを理想、安定していることも望ましいです。
安定しているように見受けられます。2022年に減りましたが、盛り返すようです。2023年の見込みは、212.05円で前年比37.05%増となっています。(A)
③フリーキャッシュフロー
自由に使えるお金がどれだけあるかを示します。営業キャッシュフローから投資キャッシュフローを引いて求めます。マイナスが続くことは好ましくないと考えます。
ずっとプラス圏内で推移していましたが、2022年にマイナス転化しました。2023年の動向に注目していきたいと思います。(B)
④営業利益率
営業利益を売上高で割ったものです。プラス圏内で安定していることを理想と考えます。
非常に安定しているように見受けられます。2023年の見込みは、6.83%と前年比0.5%増になっています。(A)
⑤自己資本比率
会社の安定性を見る指標です。低い場合は借入金に依存した経営を行っていることになるので、要注意です。低すぎず安定していることを理想と考えます。
非常に安定しているように見受けられます。(S)
⑥配当推移
右肩上がりを理想、下げることがないことも理想と考えます。
右肩上がりで増え続けていましたが、2021年に減配しました。2023年は増配する見込みですが、2020年まではもう一息かも。(B)
⑦株価チャート
右肩上がりを理想、激しく上下することがないことも理想と考えます。
この2年間は、下げ基調にありながらも、2022年春くらいから上昇しています。激しく上下するようなこともないので、安心できそうです。(B)
現時点での存在感
バックにJR東日本がついているというのは非常に大きいと思います。コロナ禍で人流に変化があり、通勤や通学という概念が少し変化してきています。一時の飽和状態からの解放と考えるならば、まだまだJRも安泰かと。それに線路の保守点検は必要なことですので。
株価は、最近は上げてきています。
現時点での配当利回りは4.00%となかなかいい感じです。
配当金累計は2022年12月末時点で2,478円で、第76位となっています。
保有し始めてから株価が上昇している感じなので、なかなか保有株数が増えないのが残念なところ。
じっくりと長期で構えて行こうという感じです。
今後の展望
業績が安定しているので、安心感があります。株価は大きく変動していないので、下げたところで買っていければ、さらに配当利回りも上がってくるかもしれません。
鉄道は、必要不可欠なものだし、そこに伴う保守点検や修繕なども需要が絶えないかと思います。主要な駅も駅ナカ施設が充実してきたり、まだまだそこにも需要がありそうです。
現時点ではそこそこの含み益になっている状態ですので、追加投資が難しい感じです。もし株価が下げて含み損状態になったら、追加で購入して、平均取得単価を下げて、配当利回りを上げていくような感じで進めていきます。
安心して保有できる銘柄だと思うので、今後も安定した配当を出してくれることを期待しています。
聞いてっていただき、ありがとうございました。
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