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いつかは成し遂げたい夢のひとつに、配当金生活があります。
配当金が生活費を上回るというのは、並大抵のことではありません。
まだまだ夢は遥か彼方ではありますが、夢を見せてくれるかもしれないのは、高配当株の仲間たちです。
そんな仲間を紹介したいと思います。
6724 セイコーエプソン株式会社
どんな会社か
セイコーエプソンは、インクジェットプリンタ(IJP)国内首位級のシェアを占めています。
プリンタの会社というイメージですが、もともとは時計店から始まった企業です。
エプソンブランドを制定したのも1975年(昭和50年)のことだとか。
時計のセイコーグループとは別資本ですが、時計の製造も行っています。
インクジェットプリンターを始めとするプリンターや、プロジェクター、パソコン、スキャナーといった情報関連機器、水晶振動子(クォーツ)、半導体などの電子デバイス部品の製造、さらに産業用ロボットや小型射出成形機、分光ビジョンシステムなどの産業用機器の製造を行っています。
株主優待はありません。
そのほかの概要は以下の通りです。
本社 | 長野県諏訪市 |
設立 | 1959年9月 |
業種分類 | 電気機器 |
決算 | 3月31日 |
資本金 | 532億400万円 |
市場 | 東証プライム |
上場年月日 | 2003年6月24日 |
配当振込月 | 6月 12月 |
チェック項目
①売上高
年間の売上高です。右肩上がりで増加していることが理想的な形と考えます。安定していることも望ましいです。
安定した売上高を記録しています。2022年から増加傾向にあります。2023年は1兆3,300億円になる見込みで、前年比で17.81%増となっています。(S)
②EPS(1株利益)
当期純利益を発行済株式総数で割ったものです。値が大きければ大きいほど企業の収益は高いことを示しています。右肩上がりで増加していることを理想、安定していることも望ましいです。
2013年にマイナス、2020年にも低い値を記録しています。それ以外では、比較的安定した推移となっています。2023年は、200.89円と前年比24.68%減の見込みです。(A)
③フリーキャッシュフロー
自由に使えるお金がどれだけあるかを示します。営業キャッシュフローから投資キャッシュフローを引いて求めます。マイナスが続くことは好ましくないと考えます。
単年度でマイナスする年もありますが、プラス圏内での推移が多いです。(A)
④営業利益率
営業利益を売上高で割ったものです。プラス圏内で安定していることを理想と考えます。
プラス圏内で安定しています。2023年は7.07%で前年比1.3%減の見込みです。(A)
⑤自己資本比率
会社の安定性を見る指標です。低い場合は借入金に依存した経営を行っていることになるので、要注意です。低すぎず安定していることを理想と考えます。
非常に安定しています。(S)
⑥配当推移
右肩上がりを理想、下げることがないことも理想と考えます。
2015年に増配してからほぼ横並びが続いていましたが、2023年に増配になる見込みです。(A)
⑦株価チャート
右肩上がりを理想、激しく上下することがないことも理想と考えます。
ここ2年では、1,800円から2,200円の間で、上げ下げしている様子で、直近半年だけ見ると下げています。(B)
現時点での存在感
セイコーエプソンは、高配当株の初期からのメンバーです。
上げ下げしている間の買いやすいタイミングで、少しずつ変えてきており、単元株まであと一息ってところまできています。
配当利回りは3.95%です。
配当金累計は2023年3月末時点で4,796円で、第60位となっています。
今後の展望
業績は安定しますが、株価があまり冴えない状況が続いているように感じられます。
また下げるようなら買い続けて、まずは単元株まで行きたいところです。
長期的にお世話になる予定の銘柄なので、株価の値上がりにも期待します。
聞いてっていただき、ありがとうございました。
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