将来のことについて考えることは誰にでもあるかとおもいます。
いつまでに何をしたいとか、漠然と思っていても、なかなかそのようにはならなかったり、忘れてしまったりすることもあるかもしれません。
そんなことにならないように、ライフプランシートを作成して、将来のことを見える化するのはいかがでしょうか。
自分の将来の設計図とまではいきませんが、漠然と思い描いていたものを形にするのは、今後のためにも役に立つことでしょう。
未来予想図
将来の夢
子供の頃に描いていた将来の夢を、いまも持ち続けて、それに向かって進めている人はすごいと思います。
ここでいう将来とは、具体的な未来の話になります。
何歳になったら何をするのか、何をしていたいのか、そのために何をするのか、それを考えるためのきっかけでもあります。
夢と現実
今までの人生においても、自分自身の判断で決めてきたこともたくさんあると思います。
夢があっても、進むべく道を決めるときには、現実を突きつけられて、妥協せざるを得ないこともあったかもしれません。
義務教育を終え、高校を選択したり、大学、または就職、起業といろいろな選択をしてきたことと思います。
そのときに、事前にもっと準備をしておけばよかったと思ったこともあるかもしれません。
漠然と思っていても、具体的なプランがないと、そこに進んでいくのは難しいことです。
例えば、「30歳に結婚したいから、28歳くらいまでには相手と出会って、貯金もいくらかして、結婚したら家を建てて・・・」などと、モヤモヤと頭の中で描いていることがあるかもしれません。
その思い描いていることを形にするのがライフプランシートです。
羅針盤
まずは自分のプランを考えてみましょう。
例えばこんな感じです。
今19歳、4年生の大学生です。
卒業する22歳で就職します。
就職翌年に車を購入します。
27歳で結婚します。
30歳で車を買い替え、32歳で家を建てます。
また37歳で車を買い替えます。
これをライフプランシートにすると下の表のようになります。
拍子抜けするくらい、とってもシンプルです。
このくらいシンプルなほうが、のちのち手を加えていくのも楽だと思います。
就職した会社によっては、転勤が数年に一度あったり、海外勤務があったりなど、変わってくるかもしれません。
その場合には、それも予定に組み込んでおくとよいでしょう。
常に見直そう
あくまでも自分が考える現時点でのプランです。
外部要因によって、変更せざるを得ないこともあると思います。
また自分の思いが変わって、変更したくなることもあるかと思います。
それに家族が増えたら、その分を追加して、自分の予定、家族の予定と欄を拡大していけばずっと使うことができます。
年に1回とか、数年に1回とかでもいいので、定期的に更新するのが理想的です。
もちろん、プランが変わったときには更新が必要になると思います。
例えば、結婚して、子供が二人できることを想定した場合、家族のライフプランシートの例は、こんな感じです。
パートナーの年齢や、予定、それに子供たちの予定なども記入します。
この表ができれば、自分が何歳の時にどんなイベンドがあり、そこでどのくらいの費用が発生するのかを見積もることもできます。
このようにしてライフプランシートを作成することで、将来のお金のことも見える化することができるのです。
対にして考えよう
漠然とした将来のことを見える化するためにライフプランシートを作成する話をしてきました。
これを見ることにより、いつごろ、いくらくらいのお金が必要になるのかも見える化することができます。
そうなってくると、そのために資金をまかなう必要があることもわかってくるはずです。
そこで、資産運用の必要性もわかってくるのではないでしょうか。
ライフプランシートを家族と共有することで、家族の将来も見える化できます。
モヤモヤしていた将来を形にすることで、新たな目標も見えてくるかもしれません。
そしていつ、いくら必要になるのか、そして資産をどのようにコントロールしていくのかを考えるために、キャッシュフロー表の必要性も感じることでしょう。
キャッシュフロー表については、以下の記事に詳しく説明しています。
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