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いつかは成し遂げたい夢のひとつに、配当金生活があります。
配当金が生活費を上回るというのは、並大抵のことではありません。
まだまだ夢は遥か彼方ではありますが、夢を見せてくれるかもしれないのは、高配当株の仲間たちです。
そんな仲間を紹介したいと思います。
9104 株式会社商船三井
どんな会社か
商船三井は、日本郵船、川崎汽船と並ぶ日本の三大海運会社の1社です。
連結純利益、連結売上高および時価総額で国内2位という海運大手です。
LNG輸送、タンカー、鉄鉱石船などの海洋事業の分野に強みを持っています。
株主優待は、毎年3月末日と9月末日を基準に下記①②③などが保有株数や継続年数に応じて送られてきます。
①「にっぽん丸」クルーズ優待券
②フェリーサービス共通クーポン券
③自社オリジナルカタログ分
そのほかの概要は以下の通りです。
本社 | 東京都港区 |
設立 | 1884年5月1日 |
業種分類 | 海運業 |
決算 | 3月31日 |
資本金 | 654億35万1,028円 |
市場 | 東証プライム |
上場年月日 | 1949年7月 |
配当振込月 | 6月、11月 |
チェック項目
①売上高
年間の売上高です。右肩上がりで増加していることが理想的な形と考えます。安定していることも望ましいです。
増減はありますが、高いレベルで安定しているように見受けられます。2023年は、1兆6,119億円で、前年比27%増の見込みです。(A)
②EPS(1株利益)
当期純利益を発行済株式総数で割ったものです。値が大きければ大きいほど企業の収益は高いことを示しています。右肩上がりで増加していることを理想、安定していることも望ましいです。
マイナスなときもあり、不安定なところもあります。ここ数年は、プラス圏内で推移しています。(B)
③フリーキャッシュフロー
自由に使えるお金がどれだけあるかを示します。営業キャッシュフローから投資キャッシュフローを引いて求めます。マイナスが続くことは好ましくないと考えます。
マイナスのときも多いですが、ここ数年はプラス圏内で推移しています。(B)
④営業利益率
営業利益を売上高で割ったものです。プラス圏内で安定していることを理想と考えます。
マイナスもあり、不安定なところがあります。(B)
⑤自己資本比率
会社の安定性を見る指標です。低い場合は借入金に依存した経営を行っていることになるので、要注意です。低すぎず安定していることを理想と考えます。
安定しています。(S)
⑥配当推移
右肩上がりを理想、下げることがないことも理想と考えます。
ちょっと難しい配当推移ではありますが、直近は非常に高いです。これからどうなるのか。(A)
⑦株価チャート
右肩上がりを理想、激しく上下することがないことも理想と考えます。
長期で見ると高値圏にありますが、直近2年では上げ下げを繰り返しています。(A)
現時点での存在感
商船三井は、途中からの高配当株メンバーです。
この1年は比較的株価上昇が続いているので、保有株数はあまり増えていません。
配当利回りは5.79%です。
配当金累計は2023年7月末時点で11,428円で、第41位となっています。
今後の展望
配当利回りが突出して話題を集めましたが、海運業というのも、なかなか安定しないものだなと感じています。
それでも、ここ数年は業績が良いので、もうしばらくは様子を見ながら付き合っていこうかと思っています。
聞いてっていただき、ありがとうございました。
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