寄ってっていただき、ありがとうございます。
断然人気の⑤リバティアイランドが、２着に６馬身差をつけて圧勝しました。
何も心配する必要はなかったようです。
本当に強い。
しびれるようなレースを魅せてくれました。
今回も予想のおさらいから。
５項目が⑤リバティアイランド、４項目が⑩ソーダズリング、⑫ハーパーとなりました。
本命は断然人気かと思いますが、⑤リバティアイランドで行きます。GⅠ連勝中で、いずれも他馬を寄せ付けない圧倒的な強さを示しています。桜花賞を勝ったあとはダービーに行くかもなんて噂も出たくらいの猛者。距離は全馬にとって未知数なはずなので、同じ条件なら、抜けていると思えます。
対抗は新興勢力の⑩ソーダズリングにします。前走のフローラステークスは、逃げたゴールデンハインドと同じ脚色になって、交わせなかったのは気になるところですが、未勝利戦を勝ったばかりで重賞で１番人気になるほどの評価を集めた同馬。その未勝利戦で勝った武豊騎手に手綱が戻っての１戦は、仕切り直しの意味でも注目です。しっかり権利を得て出走してきたので、リバティアイランドに抗するなんらかの作戦がありそう。楽しみにします。
３番手は⑫ハーパーにします。桜花賞は負けてしまいましたが、オークスは実績のある東京競馬場に戻ります。クイーンカップを勝っている馬がオークスを好走していた時期もありました。鞍上は信頼のおけるルメール騎手ですので、何も心配はありません。桜花賞からの巻き返しに期待します。
印のつかない注目馬ではなく、今回は注目ジョッキーです。阪神ＪＦ２着で桜花賞６着の⑰シンリョクカに騎乗する吉田豊騎手と阪神ＪＦで３着、桜花賞５着の⑯ドゥアイズに騎乗する吉田隼人騎手です。⑯ドゥアイズは、クイーンカップでも２着に来ています。吉田豊騎手は、昨年から国内外でパンサラッサと大活躍しています。オークスではメジロドーベルと、スマイルトゥモローで２回勝利しています。⑰シンリョクカの桜花賞も、後方からイイ脚を使って伸びてきており、直線が長い東京コースは合っているようにも思えます。また吉田隼人騎手は、オークスはソダシで１番人気に推されながらも８着に敗れてしまい、そのソダシにも先日のヴィクトリアマイルでは騎乗することができませんでした。今回は実績的にも勝負になりそうな騎乗馬なので、何かやってくれそうな気がします。
馬は⑤リバティアイランドが抜けているかと思いますが、何が起こるかわからないのが競馬の魅力でもあったりします。吉田兄弟が秘めた思いをここで何らかの形として表してくれることを期待しながら、もう少しいろいろと妄想してみたいと思います。
結果は以下の通りでした。
１着⑤リバティアイランド
２着⑫ハーパー
３着⑬ドゥーラ
４着①ラヴェル
５着⑰シンリョクカ
勝ったのは⑤リバティアイランドでした。今回は、内目の枠から好スタートを決めると、先行する競馬となりました。道中もかかることなく、川田騎手の指示に従い、冷静に追走している様子が伺えました。４コーナーから直線にかけてもスムーズで、先を行く①ラヴェルをあっという間に捉えると、あとは後続との差は広がるばかり。結果６馬身差の圧勝となりました。直線では鞭が入ったのは２回くらいか。文句のつけようのない二冠馬誕生です。本当に、ダービー行ってても好勝負になったのではと思うくらい。その辺りの牡馬や古馬との戦いは、年末から来年にかけての楽しみとなってくるのでしょうか。いずれにしても、無事に次のレースを迎えてくれることを楽しみにしています。
２着は⑫ハーパーでした。こちらは混戦の２着争いを制した感じ。先行していた①ラヴェルをしっかりと捉えて交わし、さらに後方から来た⑬ドゥーラを抑えての２着確保は、さすがルメール騎手といったところでしょうか。
３着は人気の無かった⑬ドゥーラが突っ込んできました。チューリップ賞では１番人気に推されるほどの馬だったことを斎藤新騎手が証明してくれた感じです。手綱を明け渡した２戦は、本当に悔しかったことでしょうが、無念を見事に晴らした好騎乗だったと思います。
注目した吉田兄弟は、兄の吉田豊騎手の⑰シンリョクカが５着と健闘しました。勝ち馬をマークするような乗り方でしたが、あっという間に置いて行かれてしまった感じです。それでも世代では上位の力を持っていることを証明してくれたと思います。
勝ったリバティアイランドですが、阪神ジュベナイルフィリーズ、桜花賞、オークスと牝馬限定ＧⅠを３つ制覇しました。これは、過去にブエナビスタとアパパネだけだそうです。そして気が早いですが、牝馬三冠まで達成したのは、アパパネだけということになります。今までのレースを見る限り、無事に秋を迎えてくれさえすれば、って感じがしてしまいます。
聞いてっていただき、ありがとうございました。
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