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いつかは成し遂げたい夢のひとつに、配当金生活があります。
配当金が生活費を上回るというのは、並大抵のことではありません。
まだまだ夢は遥か彼方ではありますが、夢を見せてくれるかもしれないのは、高配当株の仲間たちです。
そんな仲間を紹介したいと思います。
8002 丸紅株式会社
どんな会社か
丸紅は、三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、住友商事と並び5大商社と呼ばれる総合商社です。
芙蓉グループの総合商社大手で、穀物、発電で商社首位級となっています。
プラントや輸送機、農業化学品に強みをもっています。
ちょっと古い話ですが、1960年代から1970年代前半には三井物産・三菱商事と並んでスリーエムと称される総合商社トップ3の一角でありました。
株主優待はありません。
そのほかの概要は以下の通りです。
本社 | 東京都千代田区 |
設立 | 1949年12月1日 |
業種分類 | 卸売業 |
決算 | 3月31日 |
資本金 | 2,626億8,600万円 |
市場 | 東証プライム |
上場年月日 | 1950年7月 |
配当振込月 | 6月 12月 |
チェック項目
①売上高
年間の売上高です。右肩上がりで増加していることが理想的な形と考えます。安定していることも望ましいです。
非常に高いところで安定しています。(S)
②EPS(1株利益)
当期純利益を発行済株式総数で割ったものです。値が大きければ大きいほど企業の収益は高いことを示しています。右肩上がりで増加していることを理想、安定していることも望ましいです。
2020年は資源価格の下落により赤字に転落していますが、コロナ禍という特殊要因と考えられます。この年を除けば、2016年からはほぼ右肩上がりで推移しています。2023年は、317.6円と前年比29.84%増となりました。(A)
③フリーキャッシュフロー
自由に使えるお金がどれだけあるかを示します。営業キャッシュフローから投資キャッシュフローを引いて求めます。マイナスが続くことは好ましくないと考えます。
マイナスな年もありますが、おおむねプラス圏内で推移しています。(A)
④営業利益率
営業利益を売上高で割ったものです。プラス圏内で安定していることを理想と考えます。
プラス圏内で安定しています。(S)
⑤自己資本比率
会社の安定性を見る指標です。低い場合は借入金に依存した経営を行っていることになるので、要注意です。低すぎず安定していることを理想と考えます。
非常に安定しています。(S)
⑥配当推移
右肩上がりを理想、下げることがないことも理想と考えます。
低位にて推移していましたが、2022年から増加しています。2023年も増配の見込みです。(A)
⑦株価チャート
右肩上がりを理想、激しく上下することがないことも理想と考えます。
ここ2年では、右肩上がりで上昇しています。2023年に入ってからも同じような感じです。(S)
現時点での存在感
丸紅は、途中から高配当株のメンバーになった銘柄です。
購入開始以来、右肩上がりで株価が上昇していたので、保有数が増えていません。
配当利回りは7.43%となかなかの高配当になっています。
配当金累計は2023年4月末時点2,208円で、第82位となっています。
今後の展望
株価が非常に上昇しているので含み益も少しずつ増えてきています。
こちらもバフェット氏も購入している、堅調5大商社のひとつで、力強いです。
新NISAで新たに買い始めるとなると配当利回りも下がってくることになりそうですが、長くお付き合いしていきたい銘柄のひとつです。
聞いてっていただき、ありがとうございました。
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