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いつかは成し遂げたい夢のひとつに、配当金生活があります。
配当金が生活費を上回るというのは、並大抵のことではありません。
まだまだ夢は遥か彼方ではありますが、夢を見せてくれるかもしれないのは、高配当株の仲間たちです。
そんな仲間を紹介したいと思います。
6073 株式会社アサンテ
どんな会社か
アサンテは、住宅用シロアリ防除のトップ企業で、耐震補強事業も手掛けています。
東北、関東から関西まで営業網を持っており、農協との提携で業容を拡大しています。
ASANTEとはスワヒリ語で「ありがとう」の意味で、同時に、フランス語のsante(健康)に、業界No.1を目指すという意味でアルファベットの1文字目であるAを加えたものでもあるのだとか。
株主優待は、3月末と9月末の100株以上保有の株主に対して、6月と12月頃にUFJニコスギフトカード1,000円分が送られてきます。
そのほかの概要は以下の通りです。
本社 | 東京都新宿区 |
設立 | 1973年9月18日 |
業種分類 | サービス業 |
決算 | 3月31日 |
資本金 | 11億円 |
市場 | 東証プライム |
上場年月日 | 2013年3月19日 |
配当振込月 | 6月 12月 |
チェック項目
①売上高
年間の売上高です。右肩上がりで増加していることが理想的な形と考えます。安定していることも望ましいです。
右肩上がりに増加とまでは言えませんが、安定した売上を確保しています。2023年は143億2,000万円になる見込みで、前年比で4.53%増となっています。(A)
②EPS(1株利益)
当期純利益を発行済株式総数で割ったものです。値が大きければ大きいほど企業の収益は高いことを示しています。右肩上がりで増加していることを理想、安定していることも望ましいです。
2021年以降、減少傾向にあり、少し心配なところです。2023年の見込みは、86.82円で前年比64.37%増の見込みです。(A)
③フリーキャッシュフロー
自由に使えるお金がどれだけあるかを示します。営業キャッシュフローから投資キャッシュフローを引いて求めます。マイナスが続くことは好ましくないと考えます。
自由に使えるお金は常に維持する方針のようで、安心感が得られます。(S)
④営業利益率
営業利益を売上高で割ったものです。プラス圏内で安定していることを理想と考えます。
2019年をピークに売上高も減少し、営業利益もそれに伴って減少しています。2023年には減少にストップがかかる見込みで、期待します。(A)
⑤自己資本比率
会社の安定性を見る指標です。低い場合は借入金に依存した経営を行っていることになるので、要注意です。低すぎず安定していることを理想と考えます。
自己資本比率が年々増加し、借入額が減少しています。金利上昇傾向にあるなか、非常にいい傾向かと思います。(S)
⑥配当推移
右肩上がりを理想、下げることがないことも理想と考えます。
右肩上がりに増加しています。近年は売上高、売上利益の減少の中、減配をせずに、現状維持が微増が続いています。2023年も、現状維持の予定です。(S)
⑦株価チャート
右肩上がりを理想、激しく上下することがないことも理想と考えます。
長期で見るとなだらかながら右肩上がり、2年で見ると右肩下がり、この半年では1,600円を挟んで上げ下げを繰り返しているように見えます。(A)
現時点での存在感
アサンテは初期からのオリジナルメンバーです。
業績はここ数年、頭打ちな感じもありますが、それでも安定しています。
株価は、極端に大きな値動きがないので、下がったら買うを繰り返しています。
配当利回りは3.74%とそれほど高い方ではありません。
配当金累計は2023年1月末時点で10,300円で、第34位となっています。
今後の展望
株価が下がっているときもあるので、コツコツと保有株数は増えてきています。
業績は盛り返す兆しを見せてきているので、これからに期待します。
株価も大ブレしないので、それほど気にしていません。
株価が下げているときには、コツコツと買っていって、平均取得単価を下げながら、配当利回りも上げていこうかと。
業績回復に期待しながら、お付き合いをしていきたいと考えています。
聞いてっていただき、ありがとうございました。
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