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貯蓄や投資の資金を作るために、一番先に考えることは、支出のコントロールです。
その支出の中でも、固定費と呼ばれるものを把握し、削減することが、貯めるお金を増やすことへの近道です。
固定費にはどんな項目があり、どのように削減できるのか、ひとつずつ見つめなおしたいと思います。
固定費って?
固定費とは
会計用語として使われる固定費とは、売上や生産量などに左右されず一定に発生する費用のことです。
これの家計版を考えましょうと言うことです。
毎月固定でかかっているもの、年間固定でかかっているものを月間に均して、毎月換算したものの合計が、毎月の固定費となります。
以下のような項目があります。
①住居費
②水道光熱費
③通信費
④保険料
⑤教育費
⑥車関係
⑦定期的な支払いをしているもの
それぞれの項目について、我が家の家計簿を参考にしながら、削減のポイントを見ていきましょう。
①住居費
賃貸のため、家賃が発生しています。
また契約期間は2年間なので、2年ごとに更新料も発生します。
更新時には、家賃の値下げ交渉をしてうまくいけば、住居費を下げることができます。
転居する場合は引っ越し代も発生しますので、この辺りも長期で見ると住居費に加えておいたほうがよさそうな気もします。
マイホームの方は、ローンの返済などが該当します。
ローンの方は、契約時の金利と現在の金利を比較して、繰上返済を検討することで、返済総額を減らせる可能性があります。
マイホームの方は固定資産税、マンションの方は、管理費や修繕費なども入れておくべきでしょう。
後述しますが、通信費と駐車場2台込みで築浅なので、格安家賃かもしれません。
住居費 100,000円
②水道光熱費
水道代は2ヶ月に1度、上下水道代として支払いがあります。
電気もガスも契約会社を変更するだけで、料金がかなり下がる可能性もあります。
また電気代は、契約アンペアを見直すだけでも基本料金が変わるので効果があります。
必要以上に大きなアンペア契約をしているようであれば、下げることを検討してみるとよいでしょう。
水道光熱費 10,000円
③通信費
長年大手と契約していたスマホをついに変更しました。
これで月1,000円ほどコストダウンができましたので、年間12,000円の削減となります。
スマホの契約を見直すのは、結構な削減効果があります。
部屋の通信は、建物自体が通信込みとなっているため、月額費用が発生していません。
通信費込み家賃という感じです。
賃貸であれば、Wi-Fiが付いている物件も多いため、引越を検討している方は、その辺りも考慮に入れると良いかもしれません。
我が家では、1年前と比べると月額5,000円近く、年間60,000円もお得になっています。
通信費 4,000円
④保険料
人から勧められたり、何となく保険を契約している方は、特に保険との向き合い方を考えた方が良いと思います。
毎月支払っている保険料と受け取れる保険料、しっかり把握していない方も、要注意です。
保険は長い間払うことになるので、積み重なると大きな金額になります。
アパート入居時にネットで見つけた年4,000円の火災保険を契約しました。
1年前と比べると、年間8,000円下がっています。
自動車保険は、2台まとめての契約となり月額1万弱で、年間12万弱となっています。
以前2台持ちのときは、個別契約をしていて、合計年間16万くらいかかっていましたので、40,000円ほど下がっています。
車両保険をやめたのも大きかったかと思います。
保険料 10,000円
⑤教育費
娘の月謝が約20,000円です。
幼稚園では月額7,000円くらいが一律でかかり、それ以外に都度払いがありますが、それでも月間10,000円までは行かない計算です。
月謝がやや高いかもしれませんが、幼児教育無償化で幼稚園代が安く済んでいるので助かっています。
教育費 30,000円
⑥車関係
車がないと生活できない地域であるため、2台持ちになっています。
2台ともローンにはしていないので、残金はありません。
1台は10万キロを超えているので、数年内には乗り換えが必要かなと考えています。
今までは新車でしたが、中古車がよいかなと思っています。
実際に2台めの軽自動車は中古車です。
駐車場代は、2台まで無料という契約なのでかかっていません。
駐車場代込み家賃という感じです。
近場の移動は軽自動車、遠距離は普通自動車と乗り分けるようにしています。
ガソリン代も、単価が上がっているので仕方ないですが、妻がキャンペーンなどを利用してできるだけ安く入れるように工夫してくれています。
自動車税は義務なので、何とかポイントバックできないかと毎年キャンペーンなどをチェックしています。
車関係費用 15,000円
⑦定期的な支払いをしているもの
以前は、オーディオブックの定期購読をしていたり、マネー雑誌の定期購入をしていましたが、生活環境が変わったので、現在はすべて解約しました。
また大手キャリアだったときにも月額定額制のプランに入っていたのですが、これも解約しました。
その他定期的な費用 0円
全体的に
企業にいると固定費削減を強く言われますが、自分の家のことに置き換えるとなぜ削減が必要なのかがよくわかります。
毎月同じだけ出ていくのであれば、それが少なくなれば、長い目で見ると非常に効果があるということです。
特に効果があるものが、削減できる幅のあるもの、通信費(スマホ代)であったり、保険であったり、車の費用であったりします。
固定費を削減していくことで、支出が減り、貯蓄や投資へ回せるお金が増えていくよう、これからも定期的に見直しを続けていきたいと思っています。
固定費合計 169,000円
聞いてっていただき、ありがとうございました。
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