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いつかは成し遂げたい夢のひとつに、配当金生活があります。
配当金が生活費を上回るというのは、並大抵のことではありません。
まだまだ夢は遥か彼方ではありますが、夢を見せてくれるかもしれないのは、高配当株の仲間たちです。
そんな仲間を紹介したいと思います。
6257 株式会社藤商事
どんな会社か
藤商事は、主にパチンコ機の開発・供給を行っていますが、パチスロ機の開発・供給も行っています。
また、2016年よりスマートフォン向けゲームにも参入するなど、多角化を図っていますが、残念ながらこちらは撤退した模様。
個人的にはパチンコもパチスロもやらないので全くイメージが湧かないのですが、ホームページをみるととても賑やかな印象を受けました。
株主優待はありません。
そのほかの概要は以下の通りです。
本社 | 大阪府大阪市中央区 |
設立 | 1966年10月1日 |
業種分類 | 機械 |
決算 | 3月31日 |
資本金 | 32億8,107万6,400円 |
市場 | 東証スタンダード |
上場年月日 | 2007年2月9日 |
配当振込月 | 6月 12月 |
チェック項目
①売上高
年間の売上高です。右肩上がりで増加していることが理想的な形と考えます。安定していることも望ましいです。
2015年がピークで減少し、2018年に盛り返したかに見えましたが、翌年から大幅にダウンしています。それからは少しずつ増えていますが、ピーク時の半分近い売上高まで減っています。2023年は340億円になる見込みで、前年比で14.84%増となっています。(C)
②EPS(1株利益)
当期純利益を発行済株式総数で割ったものです。値が大きければ大きいほど企業の収益は高いことを示しています。右肩上がりで増加していることを理想、安定していることも望ましいです。
マイナスに落ち込んでいる年が何回かあり、非常に不安定な推移となっています。2023年は、111.63円とプラス転化する見込みです。(C)
③フリーキャッシュフロー
自由に使えるお金がどれだけあるかを示します。営業キャッシュフローから投資キャッシュフローを引いて求めます。マイナスが続くことは好ましくないと考えます。
この10年間、マイナスで推移することが多いです。(C)
④営業利益率
営業利益を売上高で割ったものです。プラス圏内で安定していることを理想と考えます。
マイナス圏内で推移することもあり、望ましい状況ではありません。2023年は8.82%とプラス転化する見込みですが、不安定な印象はぬぐえません。(C)
⑤自己資本比率
会社の安定性を見る指標です。低い場合は借入金に依存した経営を行っていることになるので、要注意です。低すぎず安定していることを理想と考えます。
安定しています。(S)
⑥配当推移
右肩上がりを理想、下げることがないことも理想と考えます。
2018年に減配し、そのままです。(B)
⑦株価チャート
右肩上がりを理想、激しく上下することがないことも理想と考えます。
長期的にみると右肩下がりで下落している期間が長く、そのあとはずっと下位安定している様子でした。直近6ヶ月では右肩上がりで上昇しています。(A)
現時点での存在感
藤商事は高配当株仲間としては後発組です。
買い始めてから株価が上昇してきたので、あまり保有数は増えていません。
配当利回りは5.70%です。
配当金累計は2023年3月末時点で21円で、第111位となっています。
今後の展望
業績や将来性を考えると、長期的に保有するのには適さないのではないかと。
株価は一転盛り返してきているので、現時点では含み益が膨らんできています。
このまま上昇すれば利益確定して、サヨナラするかもしれません。
聞いてっていただき、ありがとうございました。
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