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いつかは成し遂げたい夢のひとつに、配当金生活があります。
配当金が生活費を上回るというのは、並大抵のことではありません。
まだまだ夢は遥か彼方ではありますが、夢を見せてくれるかもしれないのは、高配当株の仲間たちです。
そんな仲間を紹介したいと思います。
8584 株式会社ジャックス
どんな会社か
ジャックスは、北海道函館市からスタートした信販、クレジットカードの会社です。
海外事業を含めたショッピングクレジットおよびオートローンの分野では業界トップクラスの取扱高を誇っています。
「ジャックス」はJapan Consumer Credit Serviceの略で、1976年からこの社名になっています。
三菱東京UFJ銀行の持分法適用関連会社です。
株主優待は、ありません。
そのほかの概要は以下の通りです。
本社 | 東京都渋谷区 |
設立 | 1954年6月29日 |
業種分類 | その他金融業 |
決算 | 3月31日 |
資本金 | 161億3,818万円 |
市場 | 東証プライム |
上場年月日 | 1973年4月 |
配当振込月 | 6月 12月 |
チェック項目
①売上高
年間の売上高です。右肩上がりで増加していることが理想的な形と考えます。安定していることも望ましいです。
右肩あがりで伸びてきており、安定した売上高のようです。2023年は、1,735億円で、前年比5.75%増となりました。(S)
②EPS(1株利益)
当期純利益を発行済株式総数で割ったものです。値が大きければ大きいほど企業の収益は高いことを示しています。右肩上がりで増加していることを理想、安定していることも望ましいです。
2019年ころから右肩上がりで増加しているように見受けられます。2023年は624.59円となり、前年比18.08%増となりました。(S)
③フリーキャッシュフロー
自由に使えるお金がどれだけあるかを示します。営業キャッシュフローから投資キャッシュフローを引いて求めます。マイナスが続くことは好ましくないと考えます。
リース業界と同じで、信販会社も、営業CFの赤字は、成長の証と言われているそうです。貸し付けが順調に増えていると言うことが、営業CFのマイナスにつながります。逆に営業CFが黒字だったりする方が、貸し付けが減少していることを意味するので、業績が良くないことにつながります。ということで、連続マイナスでも問題ないと判断します。(A)
④営業利益率
営業利益を売上高で割ったものです。プラス圏内で安定していることを理想と考えます。
プラス圏内で安定しています。(A)
⑤自己資本比率
会社の安定性を見る指標です。低い場合は借入金に依存した経営を行っていることになるので、要注意です。低すぎず安定していることを理想と考えます。
信販業界は、銀行業と同じような仕組みで成り立っているので、自己資本比率が低くなります。こちらも安定しています。(S)
⑥配当推移
右肩上がりを理想、下げることがないことも理想と考えます。
若干踊り場があったりもしますが、右肩上がりの増加グラフとなっています。(S)
⑦株価チャート
右肩上がりを理想、激しく上下することがないことも理想と考えます。
直近2年では右肩上がりに上昇しています。(S)
現時点での存在感
ジャックスは、途中から新たに仲間になった高配当株メンバーです。
購入開始以来、右肩上がりで上昇しているために、なかなか保有株数が増えてきていません。
配当利回りは7.02%です。
配当金累計は2023年6月末時点10,684円で、第43位となっています。
今後の展望
ジャックスは、株価が堅調過ぎて、なかなか買い入るスキがありません。
いつの間にか含み益も70%を超えてきており、いったん売却して利益を確定してもいいくらいな雰囲気もしています。
調整局面でもあれば、今後も継続してコツコツと買い集める予定です。
聞いてっていただき、ありがとうございました。
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