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いつかは成し遂げたい夢のひとつに、配当金生活があります。
配当金が生活費を上回るというのは、並大抵のことではありません。
まだまだ夢は遥か彼方ではありますが、夢を見せてくれるかもしれないのは、高配当株の仲間たちです。
そんな仲間を紹介したいと思います。
9986 蔵王産業株式会社
どんな会社か
蔵王蔵王は、清掃・洗浄機器の輸入販売商社で、ビルメンテ業界と製造業が主な顧客となります。BtoBの企業であり、あまり一般には馴染みがないかもしれません。
ホームページを見ると、家庭用としてVittorio(ヴィットリオ)と言う名称の高圧洗浄機が紹介されていました。全国のホームセンター、家電量販店、インターネットなどで買えるそうす。
株主優待は、ありません。
そのほかの概要は以下の通りです。
本社 | 東京都江東区 |
設立 | 1956年4月20日 |
業種分類 | 卸売業 |
決算 | 3月31日 |
資本金 | 17億9,700万円 |
市場 | 東証スタンダード |
上場年月日 | 1994年7月29日 |
配当振込月 | 6月 |
チェック項目
①売上高
年間の売上高です。右肩上がりで増加していることが理想的な形と考えます。安定していることも望ましいです。
安定していた売り上げを記録しているようで、直近2年では上積みもしてきています。2023年は、96億4,700万円で、前年比7.8%増となりました。(S)
②EPS(1株利益)
当期純利益を発行済株式総数で割ったものです。値が大きければ大きいほど企業の収益は高いことを示しています。右肩上がりで増加していることを理想、安定していることも望ましいです。
安定しており、右肩上がりに上昇しているようにも見えます。(S)
③フリーキャッシュフロー
自由に使えるお金がどれだけあるかを示します。営業キャッシュフローから投資キャッシュフローを引いて求めます。マイナスが続くことは好ましくないと考えます。
プラス圏内で推移しており、問題ないかと思います。(S)
④営業利益率
営業利益を売上高で割ったものです。プラス圏内で安定していることを理想と考えます。
プラス圏内で安定しています。(S)
⑤自己資本比率
会社の安定性を見る指標です。低い場合は借入金に依存した経営を行っていることになるので、要注意です。低すぎず安定していることを理想と考えます。
非常に安定しています。(S)
⑥配当推移
右肩上がりを理想、下げることがないことも理想と考えます。
全体的には右肩上がりの傾向ですが、2021年に減配があったのが気になります。(A)
⑦株価チャート
右肩上がりを理想、激しく上下することがないことも理想と考えます。
長期で見ると株価は右肩上がりの傾向にあります。ここ1年くらいが特に上昇していますが、10月くらいから軟調な展開となっています。(A)
現時点での存在感
蔵王産業は、初期からの高配当株オリジナルメンバーです。
株価が上昇傾向にあるときが多かったので、株数が思うように増えていません。
配当利回りは5.45%です。
配当金累計は2023年9月末時点2,581で円で、第90位となっています。
今後の展望
株価がだいぶ上がってきています。
市場全体に言えることかもしれませんが、ちょっと手が出しにくい雰囲気。
もう少し下がってきたら、コツコツ買いたいと思います。
聞いてっていただき、ありがとうございました。
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