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2021年3月に「高配当株投資」を始めてから2年半が経過しました。
ネオモバイル証券の終了や新NISA制度など、考えられなかったような環境変化が起ころうとしています。
半年ごとに行っている、ここまでの道のりを振り返り、これからの見通しの考察などのタイミングとなりました。
単元未満→単元化
柔軟な対応
10月からSBI証券にて、「ネオモバスタイル」を継続することにしました。
既にネオモバイル証券は「口座の利用を停止」させ、手数料発生をゼロに。
SBI証券の単元未満株も、売却手数料が発生しなくなりました。
2024年から始まる新NISA制度で、現在特定口座で保有している高配当株を、NISA枠に入れるという計画もあります。
資金が潤沢にあれば、特定口座で保有しつつ、新NISA枠でも高配当株を購入することができるのですが、残念ながら、そこまでの余裕はありません。
そこで、特定口座の高配当株を売却し、その資金で2024年からの新NISA枠で高配当株投資をするという計画です。
高配当株選定条件
高配当株銘柄として、仲間になってもらっている会社たちには、以下のような条件を当てはめています。
①売上高 右肩上がりで増加しているか、安定していること。
②EPS(1株利益) 右肩上がりで増加しているか、安定していること。
③フリーキャッシュフロー マイナスが続いていないこと。
④営業利益率 プラス圏内で安定していること。
⑤自己資本比率 低すぎずに安定していること。
⑥配当推移 右肩上がりで増加しているか、安定していること。下げることがないこと。
⑦株価チャート 右肩上がりが理想。激しく上下(乱高下)することがないこと。
基本的には、開始当初から変わっていないのですが、続けていることで見えてきたこともあったりします。
銘柄によっては条件を満たしていないこともあったりしますが、特に注意して様子を見ていき、大きく外れてしまったと考えたときには、売却することもあるかもしれません。
配当利回り
肝心な配当利回りですが、当初は3.5%以上のものを中心に、先ほどの7条件を当てはめて、購入先をピックアップしていきました。
配当利回りは、ヤフーファイナンスで調べていることが多いです。
高配当株を特集した記事を参考にしたり、ブログなどのSNSからも情報収集をしたりしています。
目に止まった銘柄をメモして、配当利回りと上記7条件をチェックして、会社概要なんかも確認して、もろもろクリアした銘柄が、新たに仲間になっていたりします。
高配当株の仲間たち
高配当株の仲間たちは、現在76銘柄となっています。
株式分割をして保有数が増えた銘柄や、逆に統合して保有数が減った銘柄、TOBにより上場廃止となる銘柄など様々な経験もさせてもらえています。
株価が軟調な時期には、コツコツと追加投入をし、並行して新しい仲間を探す作業をしておりました。
そんな仲間たちの一部を2023年9月末時点での配当利回りの高い順にご紹介します。
配当利回りは、保有時価により算出しています。
- 7762 シチズン時計 13.33 NEW
- 2914 日本たばこ産業 9.74% ↑(前回6位 6.56%)
- 5185 フコク 8.46% NEW
- 8591 オリックス 7.69% NEW
- 8593 三菱HCキャピタル 6.56% NEW
- 8766 東京海上ホールディングス 6.53% NEW
- 8584 ジャックス 6.46% ↓(前回3位 6.95%)
- 9644 タナベコンサルティンググループ 6.35% →(前回8位 6.16%)
- 8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ 6.33% NEW
- 7995 バルカー 6.19% ↓(前回4位 6.94%)
前回は2023年3月末のデータだったのですが、今まで仲間に入れていなかった保有銘柄も追加したりしたので、順位が変動しています。
配当利回り
高配当株投資を始めてから、2年半が経過したところで、持ち株全体の平均配当利回りの推移は、以下のようになりました。
2021年3月 配当利回り 3.57%
2021年9月 配当利回り 3.93%
2022年3月 配当利回り 4.01%
2022年9月 配当利回り 4.07%
2023年3月 配当利回り 4.36%
2023年9月 配当利回り 4.30%
今回は、今まで高配当株として仲間に入れていなかった銘柄を追加したりしたので、若干、利回りが下がりました。
高配当株の銘柄を多く保有することで、増配、株式分割、TOBなど、様々な経験ができるという楽しみも発見できました。
含み損益
含み損益の推移は、以下の通りです。
2021年3月 含み損益 -8,241円
2021年9月 含み損益 +207,438円
2022年3月 含み損益 +545,378円
2022年9月 含み損益 +684,751円
2023年3月 含み損益 +1,568,637円
2023年9月 含み損益 +4,832,308円
今回大幅に増加したのは、高配当株と打ち出す前から保有していた銘柄のうち、配当利回りが高いものも加えたためです。
この状態で、まずは2024年のNISA枠資金の準備も進めていきます。
今後の方針
2024年から始まる新NISA制度を最大限に有効に活用したいと考えています。
資金が潤沢であれば、現状維持して、新規でNISA枠を使いたいところですが、ちょっと難しそうなので、ある程度は売却することも考えています。
新たに始めるとなると配当利回りも下がりますが、それを補って余りあるほどのメリットを非課税枠が生み出してくれます。
配当に課されていた20%もいらなくなるし、含み益が膨らんできたとしても、利益には課税されないし、売却したら枠は復活するし。
いろいろシミュレーションしながら、いい形で、2024年の準備を進めていきたいと思っています。
聞いてっていただき、ありがとうございました。
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